北緯66度33分以北
スカンジナビア半島からロシアのコラ半島に至る、
ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、ロシアの4国の北部に跨る地域は
そこに住む先住民族サーメ人に由来して”SAMELAND”(サーメランド)と呼ばれています。
氷河の海と森に囲まれた土地で、トナカイたちと共に生きる彼らは、
自然信仰を祖とし、豊穣と一族安寧の祈りを込めた独自の民芸文化を持ちます。
その中の一つ、
錫の糸とトナカイの革や骨を用いた装身具があります。
自然への畏敬の念や、人との繋がり、共に生きる家族の幸せを願い、
祈りを込めて編まれるこれらサーミ・アクセサリーは、静かでいて力強い美しさを纏っています。
さて、
4/10、11にフィンランドの手芸ユニット”TAKKU”を講師としてお招きし、
そのサーミ・ブレスレットのワークショップを開催します。
TAKKU → http://www.takku.org/home
今回、講師をしていただくHeidiさんです。とてもお綺麗な方です。
京都での衣服文化研究の経験があり、毎年全国各地でWSを開催して周られているので、
日本語も堪能です。
実は講師のHeidiさんにはまだ直接お逢いしていないのですが、
電話やメールでのやりとりでもとても気さくで、チャーミングな方であると
伝わってきました。お逢いできるのが楽しみです。
ちなみに、これだけ開催ギリギリにブログでのご紹介となってしまったのは訳がありまして、、
オフィシャルで告知と参加者の募集をする前に、オーサー店頭や、TAKKUホームページ内での
ご紹介によるお問合せで、参加枠が埋まってしまいました。
本当はちゃんとこちらで広くご紹介したかったのですが、
申し訳なく思います。
今後もお店として、こういった機会を設けていきます。
その際は、しっかりと前もって告知をさせていただきますので、宜しくお願い致します。
さて、今回のワークショップを催すにあたって、
参加者の皆さん、講師のヘイディさんに何かちょっとしたお土産をと思い、
いつもお世話になっている一宮のピクニケさんに相談をさせていただき、
特製のシナモンロールをご用意できることになりました。
シナモンロールの発祥は正確にはスウェーデンと言われていますが、
ヘイディさんの故郷であるフィンランドでも”korvapuusti(殴られた耳)”という名で親しまれています。
そちらも愉しみです。
もうひとつお知らせです。
10日、11日の午前は上記ワークショップ開催の為、
お店自体は午後からの営業となります。
10日:12時OPEN
11日:13時OPEN
ご来店予定の方々にはご迷惑おかけいたしますが、
お間違えの無いよう、宜しくお願い致します。
それでは。