Monthly Archives: 6月 2018

結晶である

 

 

6月っていつもはもっとゆったり進んでいく感覚ですが、今年は早い。
 

今後のいろんなことの準備と、その下準備と、そのまた下準備がミルクレープのように重なって
いったいぜんたい、何層重ねればいいのか。出来上がる前にお腹いっぱいです。
 

そうこうしている間に、オノさんの展示が今週末に迫ってきました。
念願であった展示ですが、今回は様々な予定の関係で、ディスプレイを私たちにお任せいただくというカタチとなり、
この地方での初めての展示であることと相まって、異常なプレッシャーを感じております。
 

少し前にお電話でお話した際には、作品を少なくても200点以上はご用意していただくということ。
 

これまでにお店で扱ったオノさんの作品の数より遥かに、圧倒的に多くのものが並びます。
お店の3分の2を使っての展示なので、スペース的には十分かと思うけど、きっと作品ひとつひとつの力にあてられて、それ以上に荷物の開封が楽しすぎて、
陳列が進まないんじゃないかと、恐々としています。準備で前2日間も休むというのに。
 
 
、、、はい、泣き言終了。
 

今回の展示、すでに多くの方々より、愉しみとのお便りとお声をいただいております。
 
ひとことにアクセサリー作家といいましても、決してその字面通りに評することが難しい稀有な表現者であることは、
実際にその作品に触れた方、福岡のうつしき、もしくは他方での展示などに脚を運ばれた方、Web媒体などで見知った方々は感じていることかと思います。
 
 
若かりし頃、本当の意味で生きる為に始めたアクセサリーの制作は、いまやオノさんの人生の在り方、とりまく環境と密接にリンクした表現へと昇華しています。
 
今展示の案内状の中でも記した、”作り手自身の人生の結晶”というくだりは、
実際に展示、作品、そしてオノさん自身に触れることで、スッと腑に落ちるんじゃないかと感じています。
 
そして、手に取り選ばれた作品たちは、皆さんの人生の結晶を構成する一部になり得ること、そう願って私たちはその当日を迎えようと思います。
 
既にyasuhide onoを知っている方、そうでない方、共に、一人でも多くの方に脚を運んでいただくことも願って。
是非、お誘いあわせの上、お越しくださいませ。
 
 

 
 
 

入荷情報

入荷情報です。
 
 
各ブランドさんより今季の最終入荷です。
 
 

 

R&D.M.Co- / SEAILAND-COTTON BACKBUTTON FRENCH SLEEVE black ¥26000+tax
 
 
 

 

 

 
P6020306
R&D.M.Co- / HIGH-GAGE FRENCH SLEEVE white/olive ¥9500+tax
 
 
 

 

 

 

 

 

山内 / フリーカット強撚ポンチTシャツ mochabeige/navy/black 3,4,5 ¥16000+tax
 
 
 

 

 

山内 / 強撚コットンカーゴパンツ black 2,3,4 ¥38000+tax
 
 
 

 

R&D.M.Co- / SILK×LINEN TIE PANTS black ¥33000+tax

 
 
 
 
 

clothing

 

accessories

 

article of life
 
 
 
気になられたもの、在庫の有無等、お気軽にお問合せください。
 
 
 

yasuhide ono作品展 -常-

 


 
 
yasuhide ono作品展 -常-
2018 6.30sat-7.8sun (作家在廊日-6.30/7.1)
 
 
 

常 - つね、じょう、とわ、とこしえ
 
今年の春先に、小野さんのアトリエ兼ギャラリーである福岡県宮若市の”うつしき“を訪ね
一宿一飯を共に過ごさせていただいた際に、浮かんだ言葉です。
 
 
 


 
 

 
 

 
 

 
 


 
 
 

日々の暮らしと同じ地平で、坦々と作品を生み出したいと、小野さんは静かに語ってくれました。
 
 
 

人間にとって永久ともいえる時を経て、土中で産み出される鉱石。
そのひとつひとつに手を添え、かたちを成す作品群は、作り手自身の生活、人生の結晶と呼べるものだと感じました。
 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

yasuhide ono (15)
 
 
 

それらは、身に着ける私たちの生活の中で常に寄り添い
ほんの少しだけ特別な日常をもたらしてくれることでしょう。
 
 

photo:ryoko sekiya
 
 
東海地方では初めての小野さんの展示。
きっと待ち望んでいた方々も少なくはないと思います。
 
AUTHORでそれが実現できることが、ほんとうに光栄です。
 
 、
今展示が、作り手の日常と、使い手の日常、それぞれが交わる場となれれば嬉しいです。
是非、脚をお運びください。