様々な状況と時世の変化はございますが、
ひとまず、”衣料店”は生活必需品を扱う商業施設として休業要請/依頼の対象外となっていますので、
現在のアポイント制営業を継続していきます。
既にご予約いただいている方々も私たちに出来うる万全の体制でお迎えいたします。
もちろんだからといって今後も声を大にして、来てください!とは言えません。
常に皆さんと私たち、それぞれのリスクを伴うことを心に据えて、
とにかくAUTHOR頑張ります!(静々と笑顔で)
4/17、次の段階移行を受けて、改めてのスタンスでした。
Monthly Archives: 4月 2020
再起
4/11より十日間の休止を経て、アポイント制という形で実店舗を再開します。
この十日間は今できる形、今ここに在る衣服を誰かの手に渡していくことを一番に考えて慣れない通販業務に勤しみました。
といっても別にオンラインショップを急いで立ち上げた訳ではなく、これまでと変わらずメールオーダーオンリー。
メールオーダーは言わばオンライン上の文通です。
お店での接客と出来るだけ同じ質に近づけるように、出来るだけ速やかに、出来るだけ伝わるように、時には電話をし、昼夜問わず人力オンラインしました。
この選択に対して、お店の顧客様、初めての方、皆様根気よくお付き合いいただきました。
そして九日目、店主は腱鞘炎になりました。スマホッ首にもなりました。
でも、とても嬉しく、とても楽しかったです。もちろんこれからも続けていきますが、明日からは日中は基本的にご予約のお客様との時間を優先させていただくので、少しお問合せの対応はゆっくりになると思います。ご容赦ください。
ご予約でお越しになる皆様、再びお顔を合わせてお話しできること、とても楽しみです。もちろんマスク越し、換気しまくりの少し冷っとする店内ですが、気持ちで乗り越えましょう。
しかしながら、出ましたね。愛知にも宣言が。
これまでと同様に、むしろより個人個人でも防染の意識が必要となります故、
ご来店のご決断をいただいた皆様も十分すぎるくらいにお気をつけて。
現在はありがたい事に4/11(土)のすべての時間帯枠は予約で埋まっております。
また、日曜日も月曜日もちらほら。
もちろん、自己のご判断でやっぱり今は、、、というのも全然大丈夫です。それも英断です。
前日までと言わず、当日の午前までにキャンセルのご相談はお受けできますので、そこはお気兼ねなく。
今後、このままアポイント制での営業もどこまでやっていくかわかりません。
数日単位で状況も変化する時世ですので、前の投稿内でも規定した通り、アポイントはご来店予定日の三日前から前日までの期間でご連絡ください。例えば一週間単位のご予約などは今後の状況を鑑みて、お約束が難しいかもしれません。逆にこちらからキャンセル、ということも十分にあり得ますので。ご理解いただけましたら。
ですので、私たちも今後の営業予定は出来るだけ細かなスケジュールでお知らせしていこうと考えています。
また、ご予約に際して、現在までご予約頂いている方々はほとんど大丈夫なのですが、これより原則的にお車でお越しの方に限らせていただきます。
個人的な意見では、今、公共交通機関はそれこそ本当に不急不要の用事の際は利用しない方がいいと思います。
いくら自粛ムードが高まっているとはいえ、例えば地下鉄等は今でも時間帯によってはしっかり混んでいて、3密どころか4密です。
私たちも今は車での出勤に切り替えました。定期も払い戻し手続きをしました。ちゃんと日割りで戻ってきますので。
これからも考え続けて、少しでも心の晴れる機会を提供できるように。
一緒に楽しみましょう。
AUTHOR 村松泰典・美幸
4/11からのスタンス
お元気ですか?
私たちは元気です。
さてこれね、まず一旦書き出したらまた長くなるなーって途中で気付いて、今回も伝えたいお知らせを先に書き記すことにしました。
なので前回の休止宣言投稿と同様に、後半は読まなくても差支えは無い内容ですので◎
十日間の実店舗休止期間後の4/11(土)からはアポイント制で段階的に営業を再開しようと思います。
営業形態はひとまず下記の通りでいこうと考えています。
<土日祝>営業時間/12:00-18:00 ➀12:00-13:30 ➁13:30-15:00 ➂15:00-16:30 ➃16:30-18:00 の四部制
<平日>営業時間/12:00-16:00 ➀12:00-14:00 ➁14:00-16:00 の二部制
アポイントは原則、来店予定日の三日前から前日までの間にメール(contact@author-web.com)、各種SNSのAUTHORアカウントへのメッセージ、お店へのお電話(052-508-8286)にてお願いします。
ご予約の際には下記の4つの項目をお伝えください。
1.お名前
2.お電話番号
3.ご来店人数
4.ご来店希望日/アポイント希望時間帯
5.ご覧になりたい商品があればその商品名をお伝えください。
基本的に各枠は一組様のみで、他のお客様とは被らないように配慮いたします。その為、3つ目の項目のご来店人数に関しても、あまりお誘いあわせでのご予約はお控えいただければと思います。そういった点はアポイント連絡の段階でご相談いただき、場合によっては私共の裁量により御精査させていただくこともご了承いただければと思います。
5つ目の項目は、ざっくりと〇〇〇のブランドものがあれば見たいとか、とりあえずシャツが見たいとか、でもいいですし、もちろん具体的にwebに載ってたコレが見たい、というお申し出でも尚良しです。具体的な商品名であれば可能な限り一定期間お取り置きしたいと考えています。現在は通販強化期間でもあるので、ご予約日の前にお目当てのお品が完売してしまうこともあるかもなので。
尚、取り置きしたから絶対に購入しなければいけないという訳ではありません。やはり実物に触れ、試着して決めて欲しいので。
ただ、むやみやたらにとりあえず取り置きしたり、何点もというのはご遠慮いただきたいです。一人一人が自分以外のお客様のことも考え、節度あるお申し出をしていただけることを望みます。
また、キャンセルに関しても、こういうご時世ですし、急な予定の変更などもあると思いますので、気兼ねなくお申し出いただければと思いますが、時間枠も限られますので、出来るだけ前日までにはご連絡いただけると助かります。尚、ぶっちしたら出禁です。もしくは後日、入口の玉砂利の上で土下座です。
今回の営業再開に際して、私たちに出来る限りの新型コロナウイルス感染拡大防止対策を心掛けます。
入口付近に消毒用アルコールを設置しますのでまずはワンプッシュをお願い致します。私共は基本マスク着用での接客となります。ご来店される皆様も可能な限りマスクの持参をお願い致します。アポイント滞在時間1時間半の中には次のご予約までの間の換気時間を15分ほど含ませていただきます。ご了承いただけましたら。
こんなところでしょうか。正直初めてのことなので正解はわかりません。やりながら不備があればその都度対応していきます。
とにかく来店を希望していただく方々に愉しく心の晴れる時間を過ごしてもらえるように尽力します。
現在は愛知県などの東海圏は非常事態宣言は出されていませんが、今後の事は正直なんとも読めないところです。
もちろんそういった事態になりましたら、再びの実店舗休止を選択せざる負えません。そうなったもう後は野となれ山となれ、です。
それまでは、、それが正しい事かは私たち自身もわかりませんが、出来る限りこのAUHTORというお店と物を通じて、お互いに逢いたいと思える人たちと顔を合わせ、真面目なこともくだらないこともお話できたらと思っています。
さて、ここまでが大切なお知らせでした。
以下からはまた店主の独白3時間です。
4/1から十日間の実店舗休止期間に入っている私たちですが、
なんやかんやで毎日変わらずお店に来ては、日々届く新しい衣と向き合って、
キミいいね~素敵だよ~、とかぶつぶつ言いながら撮影作業し、WebやSNSにこつこつアップしている日々です。
今まであまり通信販売を積極的に打ち出すスタンスでもなかったので、(実際にはオンラインストアを作っていないだけで、細々とメールオーダーだけで対応してはいたのですが)
どうしたらわかりやすいとか、なるべく通販で失敗が出ないようにとか、今だけ送料無料にしてみたりとか、いろいろ試行錯誤してやってます。
といっても、そもそも今の時代、メールオーダーという、ほとんど文通と変わらないようなアナログな形式なんて、通販に慣れた方々からすれば、まずもってどうやってやるの?って感じだと思うので、実際最初の二日間ぐらいはピクリとも連絡はなかったです。
もちろん、そりゃそうだなって、思ってましたが、なんか寂しかったです。
それは、売れなきゃお店をやっていけないとか、衣服が今必要にされていないとか、そういうことじゃなくて、
単純に、人と接する機会がなくて、寂しいという、とても根本的なことに改めて気付いたのでした。
だからそこから、ポツリポツリと商品のお問合せや、心配して顧客さんや友人知人が連絡を入れてきてくれたことは本当に、、本当に嬉しく、心が晴れました。
でもそれは連絡をくれたみんなも一緒みたいでした。今の状況では誰しもが意識的にも無意識的にも抑圧された心持ちになっていて、その溜った鬱憤をどう吐き出したらいいか、それを悩む事自体もまたストレスになって。
そんなときに気心が知れた誰かと話をする。最近どう?元気?みたいな些細な近況報告から、お互いを想い合う言葉、なんだかんだいつもと変わらないくだらない話。
今は、いわゆるソーシャルディスタンスていうスタンスで、気軽に会いにいったり、集合することが憚られてみんな物理的に離れ離れだけど、電話一本、なんならメールとかでも
話をしたら、思っている以上に何かがすっと柔らかくなるし、気持ちが軽くなると、そう感じました。皮肉にもこういう事態になって改めて気が付くこと。なんていうか他者への優しさが戻ってくる思いでした。
今は誰しもが経験したことない事態で、それは老若男女、世代問わずみんな一緒で、みんなパニック。冷静なひとはいないんじゃないかな。一見冷静で状況に対して分析的な人も、逆にそうでないと不安でしかたがない、自分は正しい選択ができていると思うことで気持ちを保っている。そんな風に感じます。
でね、今思っていることは、さっきのソーシャルディスタンスっていうことについてなんだけど、
テレビとかで顕著だけど他人と距離を保つこと、物理的に感染リスクを下げる為に、今は離れ離れってスタンスだけど、結果的に行動に伴う意味合いは心の分断にも繋がってしまうのかな、って。距離を保つ事と壁を作ることは一見似ているから。
でもね、物理的な距離はあっても、他者への思いやりとか気遣いに本来距離は関係ないわけで、どんな方法でも伝われば距離は越えられる。ここ数日でそんな風に思いました。というか感じさせてもらいました。
距離が離れて、今一度自分のそばにいる家族や友人知人のことを考えたり、心配したりしてみる。そういった自分の周りの環境や人たちへの心の距離を問い直してみることもソーシャルディスタンスに含まれるんじゃないかなって思いました。遠いどこかの誰かへの妬みや批判、自分を鼓舞する為の煽動的主張などではなくて、顔の見える手が届く範囲の人たちをちょっとでも笑顔するおしゃべり。それを全員がやれば自ずと今本当に必要な行動を一人一人が出来るようになれるんじゃないかなぁ、根拠はないけど。まずは汝、隣人を愛せよっていうことね。
だから、お店の再開を決めました。商売の為とか、生活の為とか、そういうことじゃなく、趣味の合う気心知れた人と人が会って話をすることが必要だなって思って。
とりあえずそういうスタンスです。以上
AUTHOR店主 村松泰典