Monthly Archives: 6月 2019

はじまりました。

 

 
土曜日よりはじまりました。
 
 

 

 

 

 
 
 
一つ一つが職人の手によって編み込まれている帽子の数々。
 
 

 

 
 
雨ニモマケズ
 
この先に訪れる夏の日差しに想いを馳せて。
 
お待ちしております。
 

 

 
 
Chappo exhibition Ⅱ 夏の帽子展
 
6/29sat – 7/7sun ※会期中無休
 
open 12:00 ~ 19:00
 
 
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7月店休日
 
8 9 19 27 28
 
 
 

包む

 
 
とある素敵な方がお買い物をしてくれた際に、程よく無造作に折り畳まれた紙からお札を出されて、それがすごく自然な雰囲気だったので、「いつもそうなんですか?」と聞くと、「今、気に入るお財布が無くて、それで、、」と、少し恥ずかしそうに。
 
 
でも、その方の持つ雰囲気の良さも相まって、包んだ紙からお札を出す所作から、その理由まで、潔くて、なんかかっこよくて、感動してしまい思わず、「その包んできた紙ください!」と変なお願いをしてしまいました。食い気味に。
 
 

 
 
 
不思議に思われながら、快く了承していただきましたが、
実際、貰った僕自身も深くは考えていませんでした、その時は。
衝動、としか言えない、そんな感じ。
 
 
手元に残された包み紙を眺めながら、野暮なことかもしれないけど、なんかこの感じをもうちょっと確かなものにしてみたいなぁと思い、じゃあ、どうしようと考えて、お店によく来てくれる手縫いで革ものを作っているNくん(基本お茶してだべりにくる。たまにお買い物)にイメージを伝えて、制作をお願いしました。
 
彼も大概、変な人なので、割にすんなりと感覚の共有ができて、ちょうどいい革があるので作ってみますと依頼を受けてくれました。
今回の事に限らず、店主の思い付き無茶ぶりに付き合ってくれる作り手が周りに割にて、ありがたいし、ありがとうございます。
 
 
しばらくして、彼が作ってきてくれたものは、いい具合にペラっとして、枯れた革肌のものでした。
すごい、結構イメージ通りで、めずらしく素直に彼を称賛しましまた。
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
ふたりで、雰囲気はなかなかいいんじゃない?、悪くないよなぁ、なんて話ながら、でも、これって実際どうなん?使えるんかな?てか欲しい人なんているのか?って、作った本人たちですら、はじめて見るそれに疑問を持ちました。
まぁ、とりあえず使ってみようとなり、その日もお茶をしてひとまず解散。
 
 
 
さて、ここからは使ってみての個人的な感想文。
 
結果、僕はすごく重宝しています。
 
 
これには数枚のお札と、クレジットカードやキャッシュカードなどで最も広く使われているカードサイズの国際規格”ID-1″のカードが最大で2枚入ります。
なので、これは最低限のものしか持ち運べない、お財布未満の存在です。
 
 

 

 
 
 
でも、最小限必要なものしか持ち運べないということは、最小限のものしか持ち運ばなくてもいいという自由さを生み出します。
 
 
話が少し逸れますが、僕はお休みの日に、出来るだけ荷物を持ちたくありません。なんなら財布さえも。
ポケットにお財布を入れているとなんとなく腰が重くて疲れてしまうし、パンツに財布の形にアタリが出てしまうのも好きではありません。
例えばお休みの日に飲みの約束があって、着の身着のままにふらふらと出歩く時にはお金と携帯と交通機関を使うならマナカがあればそれで十分。
 
でも、それぞれをポケットに突っ込んでというのは、なんか嫌で、クシャっとしたお札を出すのは品が無いと感じますし、カードを生身というのもちょっと不安。
マネークリップも同様の理由で違うなと感じるし、じゃあカードケースやパスケースにお札を入れればいいじゃんとなりそうですが、それもなんか色気がないなぁって。
個人的にお札は折っても二つ折りっていうのが大人のマナーと思っています。
 
あれもこれもいやだいやだで、めんどくさい奴だなぁと感じるかもしれませんが、望んでいるのはほんのちょっとのこと。
お札とカードだけを品よくさっぱりと持ち運びたいということだけなんです。
 
あ、これ書いてて気づいたんですが、結局あの包み紙とそれを持っていたあの方に感じた感動は、この答えに繋がっていたからなのかなって思いました。
 
あの無理をしない気張らなさに自由を感じ、僕が不自由に思っていたことを解決する為の種となってくれたんだなって今は感じます。
なんか大袈裟な話になってきましたが、きっとそんな感じ。
 
 

 
 
 
あと、包むということが奥ゆかしく、品を感じるというか、どこか日本的なものだなぁと。
例えば、風呂敷や数寄屋袋、袱紗など、日本では昔から包むという行為が生活の中に息づいています。
包んで、大事に持ち運ぶ、それを解いて手渡す所作がいいなぁと感じるのです。
 
これも使ってみるとそれを感じます。
 
最後に、もうひとつ利点を。とにかく薄い、むしろそれも機能な気がします。
薄いのでパンツのサイドポケットに入れておいても全く形が影響しなくて、アタリとか異物感を気にせずに、ずっと入れていられる。そうすると無くさないんです、僕は。
小さくて薄いと無くしそうと感じるかもしれませんが、ポケットの隙間にフィットしたものは早々落ちませんし、例えばごはん屋さんにいったりした時にわざわざ机の上に出す必要もないので、忘れないんです、僕は。(携帯と財布は机の上に出すので結構な頻度で忘れます。たまにバッグも忘れます、僕は。)一番リアルな恩恵かもしれない、僕にとっては。
 
 
 
ちなみに、制作したNくん自身はけっこうすぐに無くしました。
 
人それぞれですね。
 
 
 
でも、店主の僕があるといいなと使ってみて感じたのでお店で販売することにしました。
 
呼び方をどうしようと考えて、僕は最初、お財布ならぬお包みって呼んでて、NくんはSAPPOU(サッポウ)と呼んでたので、合わせて二で割って”札包”としました。
本人は無くしたけど。
 
日本
颯爽
葛藤
殺法
抜刀
 
札包
 
うん、切れの良い語感でいいですね。
 
 
 
さて、ここまで書いて、おそらく出てくる意見。
小銭はどうするの?
 
 
そこまで考えていません。出来るだけ使い切ります。
 
 
気になった方は試してみてください。
 
 

※navyは売り切れました。注文できます。
 
 
 

Chappoの夏

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
夏の帽子職人は忙しい。
 
夏の日差しが降り注ぐ時こそ、さあ、帽子の出番。
 
Chappoさんはお店も、卸先もないから、
作っては西へ、作っては東へ、帽子行脚の旅。
 
 
愉しそうに忙しくされています。
 
 
お裾分けとばかりに、いくつかの帽子が先に届きました。
 
箱を開けると色んな夏帽が。
いくつか被って、すでに愉しい。
 
はやく皆様にもお裾分けしたいです。
 
 

 

 

 
 
 

 
 
 
ひさしぶりに写真撮られましたが、髪多っ&長っ!
お風呂上りに暑いはずだ、、。切らねば。
 
 
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6/21入荷情報

 
入荷情報です。
 
 
待望に次ぐ、待望。
個人的に。
同じ気持ちの人たち、いましたらセンキュー。
 
 
 

 

 

R&D.M.Co- / SILK/RAMIE STANDCOLLAR LONG SH 表地:絹38%×苧麻62% navy ¥45000+tax
 
 
 

 

 

 

 

TACHINO CHIE / TOTE 表地:牛革100%/裏地:綿100% ¥61000+tax
 
 
 

 

 

TACHINO CHIE / OCULI men’s 表地:牛革/裏地:馬革 black ¥106000+tax
 
 
 

 

 

 

TALK TO ME (池邉祥子服飾研究室) / 絣ワンピース 表地:綿100% ¥37000+tax
 
 
 

 

 

 

TALK TO ME (池邉祥子服飾研究室) / カディシャツ 表地:綿100% navy ¥37000+tax

 
 
 
 
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気になられたもの、在庫の有無等、お気軽にお問合せください。
 
 

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6/29sat – 7/7sun
Chappo exhibition Ⅱ 夏の帽子展
 

 
 
 

夏の帽子展

 
 
Chappo exhibitionⅡ 
夏の帽子展
 
6.29sat – 7.7sun ※会期中無休
 
 
作家在廊:29sat/30sun
 
 

illustration/design:YACHIYO KATSUYAMA
 
 
 
 
 
帽子っていうのは出かける為に被るものって、何かで読みました。
 
確かに、そうだなって思いました。
 
逆説的に言えば、帽子を被ったら、どこかにお出かけしたくなりますね。
 
 
 
2017年の冬にたくさんの方々に愉しんでいただきましたChappoさんの帽子展。
今度は待望の夏帽子です。
 
これからの季節、お日さんの暑い日差しが降り注ぎます。
せめて少しでも、心弾ましてお出かけが出来ますように。
 
お時間ございましたら、是非覗きに来てください。
 
 

写真:四年前くらいに初めて選んだ店主私物のChappoさんの帽子
 
 
 
今回の案内状デザイン画は、前回の帽子展に引き続き、イラストレーターのYACHIYO KATSUYAMAさんです。
素晴らしい、いい絵でしょ?おじいちゃん、おばぁちゃん、いいなぁ。
 
 
ちなみに、ChappoさんのHPのトップの絵もやちよさんで、前回の帽子展の案内状を気に入ってくれたChappoさんが、やちよさんに愛犬のフワちゃんを書き足してもらったものなんですよ。
 
 
いつもありがとう、やっちん。
 
 
 
 
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6/11入荷情報➁

 
入荷情報その➀からの続きです。
 
 
NOWHAWより、ジメジメな梅雨にもムシムシな夏にも気持ちの良いパジャマが届きました。
あとtwilightラインのTシャツはすごく良くて、すでに残り一枚です。夏まだなのに、、。
 
 
 

 

 

 

 

NOWHAW / kyon-c pajyama 表地:綿 navy×blue check 0,1,2 ¥23000+tax
 
 
 

 

 

 

NOWHAW / zen pajayama 表地:綿 navy×black stripe 1,2 ¥20000+tax
 
 
 

 

 

twilight byNOWHAW / crewneck-T 表地:綿 white 2 ¥10000+tax
 
 
 
 
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気になられたもの、在庫の有無、通販等、お気軽にお問合せください。
 
 
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6/11入荷情報①

 
入荷情報その➀です。 →その➁
 
 
梅雨ですね。
何処にそんな水があったのか、といううくらい降りますね。
 

“空から大量の水が降り続ける現象”
 

と、改めてこんな表現をしてみると、結構な異常現象ですね。
 
だから何だという話ですが、とにかくジメジメで湿気水とりぞうさんの消費量がはんぱないです。
 
 

 

 

 

 

HAMMOCK BAG madeinMEXICO 表地:綿 beige/bown/grey ¥9000+tax
 
 
 

 

 

 

HAMMOCK BAG 2tone madeinMEXICO 表地:綿 black×navy ¥9500+tax
 
 
 

 

 

 

 

R&D.M.Co- / EMB.KHADI SMOCK 表地:綿 white×black ¥40000+tax
 
 
 

 

 

 

 

MITTAN×AUTHOR / 別注あづま袋 表地:綿(ウレタン樹脂コーティング) 濃黒×灰ステッチ ¥18000+tax ※残り一つ 追産受注は締め切らせていただきました
 
 
 

 

MITTAN×AUTHOR / ラオスコットン別注羽織 表地:綿 ten 1,2 ¥40000+tax
 
 
 
 
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その➁につづく
 
 

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mederuCARAVAN

 
in AUTHOR
 
 

 

 
 
 
東京は浅草、そして青山にアトリエとショップを構えるmederu jewelry
 
“日常に寄り添うもの” “ながく愛せる上質なもの”
 
この想いをものづくりの芯に添え、”研究”と称して、過去から現代にかけての様々な素材と技法を駆使し、美しさと懐かしさが同居したジュエリーを産み出しています。
 
 


 

 

 

 

 
 
 
憧れの眼差しで、いつまでもうっとりと眺めてしまう。そんなお品の数々です。
是非一度ブランドオフィシャルHPを覗いてみてください。すぐに伝わると思います。
 
mederu jewelry HP → http://www.mederu-jewelry.co.jp/c/brandtop.php 
 
 
 
 
さて、そんなmederuさんは毎年、”CARAVAN”と称して、全国各地のギャラリーやショップの一角を間借りして特別受注会を開催しています。
基本的にmederuさんは卸販売をしていない為、東京のアトリエショップでのみ、その作品を手に取ることが可能なのですが、年に何度かはこのように各地に出向き、その土地のファンの方々や開催するお店のお客さんにmederuのジュエリーをお見せする機会を設けています。
 
そして、19SSの東海エリアのCARAVANは光栄にもAUTHORを舞台に開催の運びとなりました。
 
 

 
 
 
mederuさんとの出逢いは昨年の冬のこと。
AUTHORでは企画展の最中でしたが、その際に丁度2018AWのCARAVANで名古屋を訪れていたmederuチームの皆さんがお店に足を運んでいただきました。
 
 
お時間がない中で、その時はお話も少ししかできませんでしたが、代表の黒川さんとアトリエスタッフの皆さんはとても丁寧で物腰柔らかく、気さくに接していただきました。
また、ものづくりのお話の中では、芯に据えた熱意と誠実さを感じ、とても信頼のおけるものづくりをされている方々なのだなと感じました。
そして、機会を作って東京のアトリエに、今度は私たちが足を運んでみたいと、そう考えていました。
 
 
そして、それからばたばたと年を越え、あっという間に春風が吹く頃合いを迎え、来季の展示会や自店での企画展が始まり、これまたばたばたしていたところに黒川さんからメッセージを頂きました。
 
“是非AUTHORでmederuの展示をさせていただきたい”
 
びっくりしました。うちで!?となりました。
詳しく聞いたお話をざっくり要約すると、昨年末にお越しいただいた際に見たお店の姿と、スタンスにシンパシーを感じていただいたとのことでした。
 
それならばと、もう一度お会いしてmederuの人と物のこと、CARAVANのことをゆっくりお話ししましょうとなり、黒川さんに今一度足をお運びいただきました。
 
でも、その時点で、すでにわたし達の方からも存分にシンパシーを感じていました。
開催の相談に際して、メールの中で「お店や商品への愛情を考えますと、取引のないブランドとの取り組みは難しいかも知れませんが、、」と、この様に仰られたのを見て、
なんてお店側とお取引をしているブランドさん側への気配りが出来る方なんだと、感じていたからです。
 
後日、実際にお会いし、じっくりとお店でも、その後の居酒屋でもお互い語りつくし、その頃には、わたしの中でも、名古屋の土地でやるならAUTHORしかないでしょと、そんな気持ちになっていました。、、、文字におこすとはずかしい、、笑
でも、短い期間でもそれほどの想いをいだくようなお話をさせていただきました。
 
 
といっても、いつもAUTHORにお越しいただいている皆様にとっては未知なことが多いと思います。もちろん私たちにとっても。
ただ、今私たちが抱いているこの高揚感と、ときめきを是非共有してもらえたらなと思います。
 
会期の三日間は全日、mederuのアトリエスタッフの皆さんが丁寧に応対してくれます。
東京のアトリエショップがそっくりそのままAUTHORにやってくる感じです。
 
はっきり言って、普段はお客さんを迎える立場の私たち自身も、皆さんと同じ立場と気持ちでいます。
私たちはとてもとても楽しみです。是非一緒に楽しんでいただけたら。
 
 
 

 

 

 
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6月の店休日
 
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