Monthly Archives: 5月 2020

2020年6月の営業予定

 
2020年6月の営業予定です。
 
 
緊急事態宣言解除に伴い、お店としても段階的に営業形態を通常に戻していきたいと思います。
 
まずは、4月中旬から続けていたアポイント制営業を一旦終了致します。
これからはこれまで通り、いつでもどなた様でもご来店いただいて構いません。だってそれがお店だもん!
 
と、いっても油断は大敵。
状況に応じて臨機応変に対応していこうと考えています。
とりあえず、営業日数と営業時間に関しては、引き続きイレギュラー形態を維持して以下の営業予定でいきます。
 
 
 
<店休日>
1mon
2tue
9tue
10wed
17wed
18thu
25thu
26fri
 
営業時間:13:00-18:00 
※18時以降にご来店希望の方は前もってご連絡いただけましたら対応致します。お気軽にご相談くださいませ。
 
 
不定休なのはこれまで通りですが、しばらくは週休二日制とさせていただきます。
また、営業時間もこれまでより前後一時間ずつ短縮させていただきます。
18時だと仕事帰りに間に合わない、、、なんてご意見ございましたら、予約制にて対応致しますので、当日のお昼くらいまでにご相談ください。
 
 
出来るだけ普通に戻りたいけど、普通が変化していくのもまた世の理。
続けていくことを守る為に、たくさん考えていいかんじでやっていきたいと思います。
では!
 
 

 

分かつ/繋がり

 
 
5/23から始まったyasuhide ono展
 
このご時世、一度は開催断念も頭をよぎりましたが、オノさんやチームうつしきの皆様、関わっていただいたすべての方々の御助力、そして何より足を運んでくださった皆様の愉しむ意志と心意気によって無事、八日間の会期を有意義なものとして終えることができました。
 
 
今回は、展示日程を内容により、第一部と第二部に分けて構成しました。
この案は2月のうつしきでの打ち合わせの段階で決まっていました。
AUTHORでのオノさんの展示が二回目ということで、お互いに前回とは違った趣向でやりたいという思いを持っていたからです。
ただその時に決めた内容と今回は、状況によって変えざる負えませんでした。
 
結果的には二年前にすでに話が出ていた、オノさんが一人一人と対話し、オーダーメイドでその人の為にアクセサリーを作るという形を予約制でおこなう事が、ご来店者が被ることなく今の時世的にも合うのではと考え、急遽、実現する運びとなりました。
 
 
対話をする。
 
このような時世において、誰かと対面し、空間と時間を共有し語り合うということは、世の中に求められることに対して真逆をいくことだと思います。
しかし同時に、本来当たり前の行為としてあった事に対して、強い魅力を感じる方も多いのではないでしょうか?
会話をしたり打ち合わせをすることは今の世の中ではリモートでも可能ですが、そこをあえて物理的に距離を詰めることで生まれる親和性や緊張感は、一方通行ではないライブ感のあるコミュニケーションならではのものだと思います。だからこそ他に代えがたいものが生まれるのでしょう。
 
ご来店を促すことは、迎える側も、迎い入れられる側も現状リスクを伴います。互いにあくまで罹患していないことを前提に相対することとなりますが、そこに100%はありません。
それでも互いに決めた覚悟から出てくる意志の共有こそが、今回の展示形式の核となるものだったと、終えた今では確信をもって言えます。
 
難しいことを言いましたが、とにかく楽しく有意義な時間でしたね!ありがとうございました。
 
 

 
 
 
 
そして、一休止を経ての第二部の作品展。
こういった形も5月の前半の時点ではほとんど諦めていました。
 
作り手に多くの作品を展示の為に制作していただき、お店に並べる。それはもちろん沢山の人に見てもらいたいし、選んでもらいたい。ただ、それが出来ないというジレンマに苦しみました。
 
会期1週間前、もうさすがになんらかの告知をしなければいけない。そのぎりぎりの判断の時に愛知、そして福岡でも非常事態宣言が解除されました。
前日、むしろ最終決定の為の電話をする寸前まで答えに迷いましたが、オノさんと対話する中で、やりましょう、僕らの出口戦略ですね!と即閣議決定しました。
結果、告知期間も告知方法も満足に出来ませんでしたが、わざわざお仕事帰りに愉しみにして見に来てくれた方々、久しぶりに外に出て家族以外と会話しましたという方々の笑顔にお会いすることができました。今は、とりあえずその事に間違いはないと私たちは思っています。ありがとうございました。
 
 

 
 
 
今回の展示、店主的に裏テーマがあって、それは”分断”でした。
現状の世相や、これからの世界を考えると、これまであった物事や関係の繋がりを分かつ流れは容易に想像できます。
事実、これまでの数か月、私たちは誰一人例外なく何かしらから分断されました。
マスクをすること一つとっても、お互いの表情からその喜怒哀楽を読み取ることが難しくなりましたし、はじめましての人なんて、次に会った時に気付けるか正直自信はありません。
 
しかし、同時に、分断されることによって改めて気付けた事や、知れた事も沢山あったと感じています。
会えないことで感じる他者との繋がりの大事さや面白さ、仕事は無くなれど、反面得れた有意義な時間の過ごし方、もちろん逆に学校や仕事に出掛けれる当たり前の日常の楽しさ、など。
こんなこというのは不謹慎かもしれませんが、皮肉にも前向きに気付けることも多かったです。皆さんも少なからず感じていることがあるのではないでしょうか?
 
 
分断という言葉はどこかネガティブな印象を感じさせる一方で、それがあることであたりまえの裏に隠れてしまっていた”繋がり”を意識させてくれます。
今後、付き合っていかなければならないのなら、良い面悪い面をその真ん中から捉えて転じさせることができれば、案外悪くないんじゃないか。そんな事を思い、今展示を形作りました。
 
お店の空間の何か所かに垂れ提げた布は”分断”を表しました。
分かち、先が見通せないことで感じる不安感と、同時に見えないことでの安心感(今の世の中だと余計に)、それは両方存在すると思います。
また布の様に薄くうっすら透かしてみえるような隔たりでは分かつことができない繋がりや関係を今一度大切に感じることができたら、、、少しは心晴れやかにこれからの世界も過ごしていけるんじゃなかっていう願いを込めました。
 
 

 

 

 

 

 

 
ディスタンスも若干保てますしね、折角なので展示後もしばらくこのままにしておこうと思います。邪魔って思わないでね。
 
 
 
また、盟友ラフィユさんによる装花も、お願いする際にこの裏テーマを伝えて、イメージを組んでいただきました。
馬酔木の自然木を使い、第一部はあるがままの自然の美しさを、第二部はその一本の枝を分断して別々に配し、分断されながらもそれぞれの場所でも力強く新芽を伸ばし生き生きと成長する逞しさを表現していただきました。
 
 

 

 

 

 

 
 
 
植物の力はすごいですね。空気を変えてくれます。
装花してもらった瞬間に、あ、出来たって思いました。
この馬酔木、実は毒があります。ちょっと噛んでみただけじゃ何ともでしたが、読んで字のごとく馬が食べるとふらふらに酔っぱらっちゃうみたいです。もちろん人間も沢山食べたら同様に。
そんなありのままの自然の側面も感じられて、それもまた一つの在り方って、一人で感じ入っていた店主でした。ラフさんこの度もありがとうございました!
 
 
 
もっと、さらっと展示会後記として書くつもりでしたが、結局長く堅くなってしまいましたね。
前もって存分に告知が出来なかった反動だと思います。
 
異例づくめの今展示となりましたが、私たちとしては今、このような形で一つの催しを出来たことはとても意味のある事だと感じています。
 
まずは第一歩。
これまでの世界と分断された、新たな世界をこれからもてくてく歩いていこうと思います。
 
 
 

第二部:yasuhide ono作品展

 
 
5/23からの第一部/オノトノタイワ
ご参加された皆様、如何でしたでしょうか?
 
 
作り手との対話。使い手との対話。
共に、得難い時間だったのではないかと、少し距離を置いて見守っていた伝え手である私たちは感じました。
 
これより少々お時間を頂きまして、オノさんがアナタの為に作品を形にしていきます。
愉しみにお待ちいただけましたら。
 
 

 
 
 
 
さて、少し間を頂きまして、本日5/27水曜日より第二部/yasuhideono作品展の始まりです。
会期は5/31日曜日まで。営業時間は12時-19時です。
 
4月の中旬から第一部のオーダー会まで予約制での営業としてきましたが、
残りの会期はいつでもどなた様でもお越しいただける開かれた営業形態となります。
 
もちろん、気を付けることは気を付けて。出来るだけ普通の心意気で。
どうぞ遊びにいらしていただけましたら。
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 

展示についての補足と今更ながら面白いってこと


 

 

 
 
 
タイトルが長い。
 
時間が無い時ほど煮詰まらず長くなるというものです。
 
 
そう、今回の展示の事もその時その時の状況に形を修正していった結果、概要をしっかり煮詰める前に食卓に出してしまったという感じでした。
と、いう訳で週末からのyasuhide ono展についての追加情報やオーダー会についての補足をひとつふたつ、みっつ。
 
 
まず、5/23(土)~25(月)にかけての第一部/予約制オーダーメイド会についての補足情報です。
予約時に回答いただきメッセージに記載していただく追加の質問がございます。
既にご予約いただいた方々にも追伸させていただきましたが、これからのご予約をご検討されている方々の為に改めて明記致します。
 
➀お名前とご連絡先のお電話番号
➁予約希望日時・・・こちらは先日の投稿内に記載している各日の時間枠をご覧ください
➂ブレスレットorネックレス・・・今回はマクラメ編みの技法の作品のオーダーとなります
➃好きなお色・・・複数色でもいいです
➄最近興味があること・・・なんでも自由です。オノさんはお悩み相談にも乗ってくれるようですよ。
➅希望のご予算・・・こちらの回答は任意です。任せますというのもいいですし、逆にある程度のご予算を伝えていただくとより具体的なご提案も可能となります。
 
質問➅へのご回答の参考になると思うのですが、もうひとつ大切なことを。
今回のオーダーに関しては、原則的に作品価格帯は¥20000から~となります。
使用する石の種類や数、編み方の種類(主に太さの違い)で金額が変わっていきます。
ですので、代金のお支払いに関しては、当日はまずこのベースとなる¥20000+taxを原則的にお納めいただく形となります。
もちろん当日の話し合いの中で、最終的な金額が決定できる場合はお代の全額をお納めいただいても構いませんし、その時に要望に合致する石などが無く、後に金額も含め決定する場合はお渡し時に残りの差額分をお納めいただく形になります。
一つ一つが個々で唯一の作品となりますので、製作期間はオーダー内容によってはお時間を少し頂戴することもございますので、この点もご了承いただけましたら、です。
うん、そうですね。これらは一番大事で最初に伝えなければいけなかったことですね。すいません。
 
 
今回は告知からご予約~オーダー会当日まで、申し訳ないほど猶予が無い中でもご予約をいただけまして大感謝です。
 
現時点ではまだまだご予約枠に余裕がございます。このような時世ですので来訪を迷われている方も多いと思いますが、ご予約の締め切りは設けませんので、当日のご連絡でも空きの時間帯枠がございましたらご案内させていただけます。
どうぞぎりぎりまでご検討くださいませ。
 
 

 

 

 

 
 
 
さて、今回ご予約をいただいている方々の質問へのご回答を眺めていると、それぞれがごく簡単な内容の質問ですが、その答えにそれぞれ個性を感じられておもしろいです。
 
好きな色を答えてもらうにしても、どんな色を選択されるかはもちろんのこと、何か比喩を交えていたり、複数色答えていただく方はその組み合わせだったり。
顔なじみの方々にしても、あー、そうだねこの方はこの色好きだねってうなずけることもあれば、おお、この方は意外にもこの色も好きだったんだ!って新たな顔を覗かせてくれたり。
はじめましての方なんかは、答えてくれた内容から、どんな方がいらっしゃるのかなーって想像してみたり。
 
 
今だから、って訳ではなくて、改めて自分ではない他人のことってなんでも面白いなって思います。
お店をやっていて、いろんな人に会って、話してみて一番実感しているのは、みんなそれぞれが個性があるというか、変わっているなっていうことです。
いわゆる絵にかいたような”普通の人”っていうの人はぜんぜんいなくて、みんな普通に面白くて、どこか変です。
それがやっぱり面白くて、飽きないなって思うんですよね。
 
 
27日からの第二部は通常形態の作品展ですので、営業時間も営業スタイルも通常に戻します。
今まで通り、予約のいらない12時ー19時の営業時間です。
オンラインやリモートや、編集された人と成りではわからない、変で、クセがあって面白い人たちにまた会えるのを楽しみにしています。
 
 

 

今ここで一つの門出としての催しを/yasuhideono展

 
 
もちろんすべてが元通りになるにはまだまだ時間が必要で、
そもそも、元に戻るなんてことは無いのかもしれない。
 
 
これまでを経て、感じてしまった拭い去ることができない漠然とした不安感に対して、
私たちはどう向き合い、折り合いをつけていくのか。
 
少なくとも止まったままではいられない。
少しづつでもここから改めて始めてみようと思います。
 
 
 
2020.5/23sat-5/31sun yasuhide ono 展
 
第一部(5/23-5/25):オノトノタイワ -完全予約制のオーダーメイド受注会-
第二部(5/27-5/31): yasuhide ono 作品展
 

 
 
 
一年前から決まっていたyasuhide ono作品展。
今年の2月には一度、福岡は宮若市にあるオノさんの異次元基地、うつしきを訪れて、具体的な展示のあれこれを打ち合わせていました。
 
実際、この時には既に、現在までに至る新型コロナウイルスの諸問題は日本にも徐々に飛び火していましたが(ちょうど東海圏でも初期のクラスター感染が出て、少しピリッとした空気感になっていた頃でしょうか)、正直、現在の様な状況までは予想出来てはいませんでした。
そこからあれよあれよと五輪は延期になり、各都市に非常事態宣言が出され、感染拡大阻止の為の自粛ムードに世の中が覆われていきました。
 
ご存知の通り、私たちのお店も4月の頭には十日間の実店舗休止を選択し、それ以降も通常営業を取りやめ、今に至るまでアポイント制での営業に切り替えて日々の営みを過ごしています。
その為、もちろん今回の展示も果たして開催できるのか(というよりは開催しても良いのか)、ここ何週間か頭を悩ませてきました。
 
自分の中には常にシンプル/ミニマルに考えるという物差しを据え置いていて、その主体はまず己であることが迷った時には答えを導き出しやすいので、
今回の事も単純に、自分は”やりたいのか”、”やりたくないのか”、まずはその点を明確にすることから始めました。
もちろん答えは”やりたい”でした。じゃあ、その為にはどうする?どうならやれる?と考え、元々オノさんと話していた展示の内容から変更し、
今、この状況だからこそやれる形、やってみたい形を掛け合わせた提案を改めてオノさんに投げ掛けてみました。
するとオノさんは基本、どんなことでも、なんでもござれな精神な方なので、快く応えてくれました。
 
 
 
まずは第一部、”オノトノタイワ”
会期前半の三日間は、事前予約制で一組一組時間枠を設け、作り手であるオノさんと、使い手であるアナタが顔を突き合わせ、対話の中で共に唯一の作品を産み出していく特別な時間をご用意致します。
 
以前よりオノさんは、いつか個人との対話の中でその人の為の特別なアクセサリーを作る催しをやってみたいと話していました。これまでにオノさんがこういったプロセスで作品づくりをする機会は結婚指輪の依頼でのみでしたので、どのような対話がなされ、どのようなモノが産まれるのか、とても興味深いところです。
 
初取り組みの今回は、オノさんの代表的な作品技法の一つである、マクラメ編みのアクセサリー(ブレスレットとネックレス)でのオーダーとなります。
オーダーではどのような石でどのような編み方で形にするか、対話の中で答えを探っていってもいいですし、その内容に応じてオノさんからの提案もいただきながら、ただ一つの形を一緒に創造していってください。
 

 

 

 

 

 
 
 
予約にに関しては以下の時間枠と少しの決まり事を設けさせていただきます。
 
5/23(土)から25(月)までの三日間、各日それぞれ以下の時間枠でのご予約を承ります。
※お一組様、一枠45分 他の御予約者との邂逅を出来るだけ避ける為に時間厳守をお願い致します。
 
➀12:00-12:45
➁13:00-13:45
➂14:00-14:45
➃15:00-15:45
➄16:00-16:45
➅17:00-17:45
➆18:00-18:45

 
〇ご予約は本日よりメール(contact@author-web.com)、各種SNS(Instagram/Facebook)のダイレクトメッセージにて承ります。
 ※現時点では店舗に不在なことが多いので電話予約は不可と致します。
〇各日各時間枠は先着順にてご予約を承ります。
〇ご希望枠が埋まってしまっていた場合はその都度空いている枠をご提案させていただきます。
〇ご予約キャンセルは他のお客様へのご案内もありますので出来るだけ早め、遅くとも前日までにお願い致します。
 
 
非常事態宣言が解除されたとはいえ、人々の中に巣食った密密密を控える気持ちをしばらくは拭い去ることはできないでしょうし、そもそも現時点では社会的道義においても油断は禁物であると、私たちも考えます。
その為、今だからこそ取るべき形と、今だからこそ試してみたい形として、会期前半ではAUTHORのそれなりにゆとりのある空間にオノさんとアナタと二人で、他の誰かの存在を気にすることなくゆったりと、でもきっと久しぶりの誰かと対話しながらの物選びを愉しんでいただけたらと思います。(もちろん、お店の人である私たちも適度なディスタンスを取り、やや存在を薄めながら見守っていますね)
 

 
 
 
 
 
そして、5/27-31の第二部は、通常の展示即売形態であるyasuhide ono作品展となります。
2018年に催した展示と同様に、オノさんの様々な技法の作品が一堂に会します。
 
 


 

 
 
その”通常”ということが今、最も尊い気がします。
 
実は12日の段階では、先の予約制オーダー会のみを月末に催す案で考えていました。
しかし、14日に非常事態宣言の解除の発表があるやも、、、という状況から、今後のAUTHORとしての営業のことも鑑み、この展示を期にアポイント制から”誰でもいつでも来れる通常営業”を取り戻していこうと決めました。
本来は、もっと誰もが気兼ねなく、足を運べるタイミングで催す方が、それぞれの立場にとって良いのかもしれませんが、今は、今だからこそこれでいかしてもらいます。
 
ただ、もちろんこのタイミングで、このような形態を取ることで、店内が込み合ってしまう恐れも考慮しなければいけませんし、出来るだけ避けなければいけません。
その場合は私たちの判断で、入店制限をし店外でお待ちいただくようお願いさせていただくこともあるかと思います。
また、私たちお店側はもちろんのこと、ご来店いただく皆様にも原則的にマスクの着用、入口での手消毒等、十分な衛生対策をお願いさせていただきます。
すべてのお客様に、、というのは難しいのですが、マスク持参が難しい場合はお店でのご用意もございますので、ご要望ございましたらその旨のご相談をいただければと思います。
 
さて、このような状況下でギリギリまで会期と内容の模索をしていた為に、急な告知となってしまいました。
今の時世と時間的猶予の無い中で、この決定と取り組みがどうなるか予想がつきませんし、至らない点があるかもしれません。でも開催を決めたからには求めてくださる方々にとって有意義な時間と経験になるように尽くしたいと思っています。
 
(小さい声で、心はでっかく)宜しくお願いします!!
 
 

 

 

 

 

 

伝わらないこと

 
 
 

待望の大麻シャツが届きました。
 
 

 

 

 

 

 
 
かねてより理想的な白と思っているベンガラ白ですが、一年ぶりの入荷で目の当たりにして改めて、この土っぽい白の趣の良さに見惚れております。
 
 
 
もちろん店主も昨年一枚選んで着ているのですが、それはこんなかんじです。
 
 

 

 

 
 
 
写真をぱっと見比べただけではあまり違いはわかりませんね。後者の方が若干くたっとしているな、という印象の違いぐらいじゃないでしょうか。
ベンガラ染めは天然染めなので、化学染めより色の堅牢度は低いとされるのでもっと色の変化があるかと思いましたが、新しいのと比べてもそこまで違いはありませんでしたね。
淡色なので黄ばみを出さない為に割とまめに自宅で洗濯をしていますし、そもそも仕事着と日常着を兼ねていて皆さんと比べて圧倒的に着用頻度が多いはずなので、一年経ってのこれならば安心ですね。ベンガラ染めは鉱物由来の顔料を利用しているものなので紫外線で日焼けし難いというのも理由のひとつだと思います。
 
 
でもこれ、生地の質感は大きく変化しているんです。
まるで別物の生地の様にフワフワ、くったりとしています。肌に触れた感覚は、柔らかい木綿のガーゼ生地の様な気持ちよさです。
しかし、繊維の奥底に麻らしいコシがしっかり残っていて見た目にくたびれ過ぎないというのが大麻繊維の優秀さだと感じています。
経験上、もうさらに着込むと皺もあまり寄らないくらいしなやかな生地感に落ち着いてくるはずです。
 
 

 
 
 
でも、こういうのは結局は実際に触り比べてもらわないと全然伝わらないんですよね。
もっとちゃんとした機材と技術を駆使して撮影した画像だったとしても全部は伝わらないと思います。
もちろん、そこに実体験を伴った細かな説明書きを添えたとしても、一度の体感にはまったく及ばないんじゃないでしょうか。
 
 
 
だからですかね、こんな状況になってもオンラインでの物売りになかなか積極的になれないのは。
互いの便利さや時代性に合った形より、すべてが伝わらずに物が渡っていく怖さというか、最後の最後で責任が果たせないやるせなさみたいなものが勝って、
それって自分がやってる意味あるのかなぁ、、って感じてしまうというか。
 
 
、、、いかんいかん、また根暗さが出てしまった。
 
 
そんな訳で、当面はやりとりが面倒かもしれませんが、通販もメールオーダーだけだと思います。
出来る限りそのやり取りも、対面に負けない意味のある時間になってもらえたらなと思って続けていきますので。
 
 
今日も天気がいいな。散歩に行こう。
 

5/3入荷情報

 

 
せっかくなので最新の入荷情報も投稿します。
 
 
待望のアレと、お薦めのソレと、まだあったのかと興奮を隠しきれない銘品のコレ、等です。
 
 
張り切ってどうぞ。
 
 
 

 

 

 

 

MITTAN / 大麻シャツ 素材:指定外繊維(大麻)100% ベンガラ白 size.3/4 ¥24000+tax
 
 
 
 

 

 

 

MITTAN / 大麻ロングシャツ 素材:指定外繊維(大麻)100% 濃紺 size.1 ¥22000+tax
 
 
 
 

 

 

 

MITTAN / 麻綿ロング 素材:麻55%×綿45% 黒 size.2/3 ¥24000+tax
 
 
 
 

 

 

MITTAN / カディロング羽織 素材:綿(手紡ぎ手織り)100%  墨(ストーン) size.2 ¥34000+tax
 
 
 
 

clothing

 
accessories

 
 

気になられたもの、在庫の有無等、お気軽にお問合せください。
 
 
明日もできれば入荷情報をあげたいです。
少しでもお家で過ごす時間の楽しみになれば幸いです。
 
 

現在、実店舗はアポイント制での営業となっております。
ご来店希望の方は各種メッセージにて気軽にお問合せください。
 
詳しくは→http://author-web.com/blog/p=8376
 
 
 

再入荷情報

 
 
まず、謝らなければなりません。
 
全然、入荷情報投稿が出来ておりません。ごめんなさい。
言い訳をしますが、入荷、撮影、編集から、選ばれて旅立っていくまでのサイクルに
投稿が追い付いておらず、載せるまでに完売してしまうものが多い為、結果そのまま数多くの投稿がお蔵入りしておりました。
 
取り扱いアイテムページ”clothing“と”accessories“に関しては随時更新しておりますので、そちらでも今何があるのかなぁって気にしていただければと思います。
 
 
御詫びといってはなんですが、いくつか再入荷情報です。
入荷時に特に問い合わせが多く、気にした時にはもう既に無くなっていた品々を中心にMITTANより各種取り寄せました。
 
 
ちなみに春先に何度も追加しながらもその都度一瞬で旅立っていき、店主自身も買い損ねた強撚コットンパンツのsize.2を見つけました。
実はこれ自分用に取ったのですが、こんな時世ですのでちょっとお遊びをと思い、勝手にチキンレースを開催してみます。
今から三日間、通販やお問合せ等が入らなければ、私が買います。しかし、それまでは我慢します。
でも、もしかしたら店主ビビッて三日経たずに手を出してしまうかもしれません。
 
オンラインで繋がる皆様と既に手元にあるオフラインの店主と、どちらがチキって先に手を出すか。
それでは張り切ってどうぞ。
 
 

 

 

 

 

MITTAN / suvin半袖平面ワイドT 素材:綿100% 紺/黒 size.1 ¥9000+tax
 
 
 
 

 

 

 

 

MITTAN / suvin半袖平面T 素材:綿100% 白/紺 size.2/3 ¥7000+tax
 
 
 
 

 

 

MITTAN / 竹パンツ 素材:植物繊維(竹)50%×綿50% 濃紺 size.2 ¥18000+tax
 
 
 
 

 

MITTAN / 強撚コットンパンツ 綿100% 黒 size.2 ¥24000+tax
 
 
 
 

clothing

 
accessories

 
 

気になられたもの、在庫の有無等、お気軽にお問合せください。
 
 
 
現在、実店舗はアポイント制での営業となっております。
ご来店希望の方は各種メッセージにて気軽にお問合せください。
 
詳しくは→http://author-web.com/blog/p=8376
 
 
 

変わらなくとも

 

 
人の世は、日々目まぐるしく変化していますが、
自然はあるがままにこれまでと変わることなく、季節の歩み進めています。
 
 
最近はしきりに、”変化の時”と叫ばれていますね。
叫んでいるのは大体、あぁ、そういうこと言いそうだなっていう人たちですが、
どれくらい自分都合な思惑が含まれているのか、ってね。
 
そもそも、変化なんていうものは常日頃から、あたりまえの様にありふれていて、
変わることこそが唯一変わらずにある理なんじゃないかなって思っています。
 
今更、声高らかに他人を巻き込んで扇動しなくてもね。
変わることも、変わらないことも、それぞれの選択が過去、現在、未来への変化の標で、
これまでも、これからもずっと続いくあたりまえに在ることなんじゃないかなと、そう捉えています。
 
 
なんだおい、今日はどうした?って感じでしょうが、
5月もしばらくはアポイント制で営業しますよって、お知らせ投稿を書いてたら三行ぐらいで終わりそうだったので、なんかもうちょっと書いた方がいいかなって、変な義務感に襲われて、つまらないことをつらつら書いてしまいました。
 
でも、この投稿が今日の最後の仕事なので、せめて消さずにおいておきます。
 
それではまた。