Monthly Archives: 11月 2017

2017年12月の営業予定

 
2017年12月の営業予定です。

赤数字が店休日です。

 

 
 
大変好評いただいているMITTAN展は12/3(sun)までとなります。
あくる日12/4,5日はレイアウト変更の為お休みです。
 
そして、12/16~24まで今年最後のお楽しみ、浅草にて四代続く帽子職人の生み出すブランド”Chappo”による冬の帽子展が始まります。
詳細は追ってブログにてお知らせいたします。
このエリアでChappoの冬の帽子が見れるのは、はじめてかもしれません。
もちろん年中被れる帽子も展示販売いたします。お楽しみに。
 
あぁ、そして最後に年末の営業について。
例年通りAUTHORは12/28の18時までが年内最終営業となります。
 
また近くなりましたら改めてお知らせしますが、どうか頭の片隅に留めておいてくださいね。
 
 
今年はいつになく師走感がすごいです。
仕事納めまで走り抜けます。
 
12月も宜しくお願いいたします。
 
 

被服文化物展示室

 
こんにちは。
 
23日から始まるMITTAN展が近づいて参りました。
 
先の展示のご案内の最後で少しだけ匂わせていましたが、今回MITTANの展示に付随して、店主自身がライフワークとしてこつこつ蒐集している各国の民族服や繊維・被服文化に纏わる民具や各種資料、三谷さん自身からもサンプル資料として手元にある世界各国の古裂、さらに繋がりのある古物商や蒐集家の方々にご協力いただき、それぞれのコレクションから選りすぐりの貴重な襤褸や古裂をお借りして、展示する予定です。
 
 

 

 

 

 

 
何故このような展示をしようと考えたのか。
 
それはもちろんMITTANブランドそのものが”現代の民族服”と謳っていることに端を発しているのですが、そのブランドフィロソフィーの意味することは、過去より人類史の中で連綿と続く”被服文化の歴史との確かな繋がり”ではないかと思い至ったからです。
 
 
衣服というものを人が着るという行為は、様々な理由を孕んでいます。
包括的にファッション文化と呼ぶ価値観であったり、様々な土地の季節気候の中で快適に過ごすための一道具として、また国や民族をはじめとした大小様々なコミュニティーや、その内での地位や階級、世代を分ける目印としてのものだったり。
 
MITTANは、そういった、衣服が生まれ、進化(または退化)してきた過程をこれから先の未来へ繋げていく役割も担っているものだと私は感じています。
 
 
今この現代に生まれたMITTANという被服文化の一点に繋がる過去を紐解くことで、これから先、私たちがどのような文化を残し、また新しく作り上げていくかを考えてみる小さなきっかけになれればと考えています。
 
 

 

 

 

 
 
また、これらの多くは過去の遺物ですが、未来の姿であると言えます。
 
 
擦り切れ、破れ、穴の開いた部位を繕い、染め直す。切れ端を繋ぎ合わせ別の用途に利用する。
 
作り手による補修が可能なMITTANの衣服は、長く愛用していくことで同様の姿に変化していきます。
実際、私自身が着ているものは染め直しや己で施した刺し子での補修が重なり、少しづつそういったものに近づいていっている気がします。
 
今回集められたものたちを眺めながら、今、着ている衣服の行く先は、こういった大事に着繋いでいった跡を残すものになれたらと感じています。
 
 

 


 

 

 
 
 
過去を知り、今を考え、この先を想う。
すべてが繋がる展示になれたらと思います。
 
 
なにやら小難しいことを書き連ねましたが、単純に、純粋にMITTTANの衣服と併せて楽しんでもらえたら嬉しいです。
 
 
今回こうやっていろいろサンプル集めに奔走しながら、つくづく周りにはなかなかな変わり者がいらっしゃると感じました。
スペースの関係上展示物の数は多くないですが、内容的には博物館、民藝館級のものが並びます。
愉しみなのは店主だけではないはずです。
是非、脚を運んでみてください。
 
それでは、また23日からお会いしましょう。
 
 

入荷情報

こんにちは。
入荷情報です。
 
 
 

 

 

TOKIHO / LIGHTNESS-Ⅳ bordeaux/black ¥66000+tax
 
 


susuri / スリップスカート navy ¥42000+tax
 
 
 

23日から始まる企画展中はすべての常設アイテムを店頭から引いていますが、ご要望があればすぐにお出しできるようにストックルームに待機させておきます。
曜日や時間帯によって混雑も予想され、お待たせしてしまうこともあるかもしれませんが、どうぞ気兼ね無くお申しつけください。

 

以下のカテゴリーページでも宜しければご覧になっていただければ幸いです。
 

clothing

accessories

article of life
 
 

ご来店お待ちしております。
 

建築的

 

 
01

 
02

 
03

 
 
 
この三着、実は一着なんです。
02+03=01になります。
 
山内のライナー付きミリタリーコート。
 
 
02のフードジャケットがライナーとしての役割で、03のスタンドカラーミリタリーコートと完璧に合体します。
 
それぞれが単体の衣服として完成されていながら、重ね合わさった際の重さやもたつきは一切ありません。
 
02

 
03

 
01

 
 
非常に質実剛健でありながら、完璧なまでの精密さで組み立てられている衣服。
 
その様は、衣服への例え方として正しいかわかりませんが、巨大土木建築物を目の前にした感覚に近いです。
 
それは、圧倒的ということです。
 
山内さんはよく”大人の男の服”という言葉を使います。
力強さと繊細さの同居がまさにその言葉の意味するところだと感じます。
 
 
是非、体感してほしいです。
 
 

ピクニケ特製シュトーレンのご案内

この季節がやってきました。

 
数えること4回目となります。
今年もPique-nipuer特製シュトレンの予約販売をさせていただきます。
 


 
 
ピクニケのシュトーレンの美味しさには理由があります。
それは秘伝のタレならぬ秘伝のフルーツの洋酒漬け。
 
店主の杉本さんがお店を始められた初年度から継ぎ足し継ぎ足しで熟成されたその味は、他には代えがたい奥行きのある香りと味わいです。
曰く、毎年、より美味しくなっていくとのこと。
 
昨年は予想を超えた数が出て、その要のフルーツが枯渇してしまう危機を迎えた為に予約期日前にオーダーストップとなりました。
今年は元々大口の予約が予定されている為、多めに仕込んでいただいた様で、曰く、今年は切らせません!との頼もしいお言葉をいただいています。
 
しかしながら、杉本さんの身体はひとつ。状況によってはお受けできなくなってしまうこともご了承いただければと思います。
 
 

既に食している方々には何も語る必要はないでしょう。
思い出してください、あの味を。
 

初めてご興味を持っていただく方々、損はさせません。
 


 
 

今年も、出来るだけ新鮮なものをお客様の手元に届けたいというピクニケさんの想いを大事にし、基本的には受付と受渡しを二回に分けた予約販売のみとさせていただきます。
 

価格は、
小(約240g)/¥2200+tax
大(約500g)/¥3300+tax
です。
 

ご予約は、今、この投稿の瞬間から始まります。
今年は予約期間前後でAUTHORにて企画展を予定している関係で、その準備でお店を空けることが多く、また会期内は満足に電話対応をすることが難しいかもしれないので、店頭、メールでのご予約のみとさせていただきます。ご了承くださいませ。
SNSのメッセージを介してのご予約はご遠慮ください。
メールでご予約の方は、1.お名前(フルネーム)とお電話番号、2.希望のサイズと個数、3.受け取り予定日、をご記入ください。
 
 
第一弾の予約受付期間は本日(11/13)から11/24までで、受け渡しは11/29~となります。
第二弾の予約受付期間は11/25から12/8、受け渡しは12/13~を予定しています。
 
 
 
実はすでに、今年はやらなの?というお声を頂戴しており、先んじて何件か予約を受けています。
そういったお声をいただけるのが本当に嬉しいことで、作り手の杉本さんはもちろんのこと、私たち自身にも励みになります。
 
皆様、お待たせしました。
ご予約をお待ちしております!
 

MITTAN展について

 
11/23(木) ― 12/3(日)

MITTAN 展 -抽象、具象 切実なるもの―

 

 

 

 
 
先にご紹介している別注品について書いた文章の中や、月の営業予定案内でも触れていますが、
上記の日程で企画展を催します。
 
 
 
MITTANとの出逢いは3年前に遡ります。季節は丁度今頃でした。
デザイナーの三谷さんより展示会のご案内をいただいたのがお付き合いのきっかけでした。
 
その時点でMITTANの存在は知っていたのですが、AUTHORとしてお店を始めて間もないこともあり、こちらからオファーするにはまだ早いかな、、、と考えていたところだったので、なんでウチに!?と心底驚いたものです。(見返したら、やり取りしたメールにもそのように書いていました)
 
メールのやり取りから1週間程してその頃まだ大阪にあったアトリエで初めてお逢いし、次のシーズンの衣服を拝見したあの時から、僕はもうずっとMITTANの虜になっています。
そのクリエーションは、あまりにも他に代えがたいものなのです。
 

<一番初めに選んだMITTANの服。染め直しと補修をしてずっと着ています。>

 
 
今回の企画展、とにかく念願でした。
だいぶ以前からお話をしていたと思うのですが、なかなかに機会が合わずようやく、です。
 
AUTHORさんとやるなら何か特別なものを作るなど、準備の時間や話し合いを重ねてやりたいと仰っていただいたことがうれしく、しっかり時期を熟して、別注品の企画も実現しました。
 
 
普段はなかなか一遍には並べられないMITTANのフルに近いコレクションが集まります。
また、現在レギュラーラインでは使用が難しいラオスにて製織されるHPE監修の手織りシルクの生地でのパターンオーダー会をデザイナー在店日の25、26日限定で催します。
 
 
あと、サブタイトルに記してある言葉についてなのですが、これは今回、三谷さんから、AUTHORという場所で企画展をやるにあたって、店主としての”言葉”を添えて欲しいという要望をいただいたことがきっかけで、僕自身の考える今企画内容の核となるものを文字に起こしたものです。
 
 
この三年間で、MITTANの衣服、デザイナー兼作り手である三谷さん、日本や世界の各地に残るものづくりの在り方から学ばせていただいたこと、気付けたこと、そしてこれからのこと。
それらを言葉や視覚的に表した、AUTHORの店主としての一つの回答をインスタレーション形式でMITTANの衣服と共にご覧いただけたらと考え準備をしています。
 
と、そんなに大したことはできないのですが、、、拙い表現の中から何か感じてもらえたら幸いなのですが、果たして、、、。
 
 
 
MITTANの衣服はこれまでに、お店からたくさんご紹介させていただき、たくさんの方々に旅立ち、この街の中で息づいていると思います。
今回のご案内で改めて書くことは、野暮な気がするので、あえて言及しません。
 
とにかく目の当たりにし、触れて、着てもらうこと。
そこにすべてのことがあります。ぜひ脚を運んでいただけましたら。
 
 
そして、もうひとつ。
今回の企画展に準じて、愉しみな展示を準備しています。
店主個人のライフワーク、また幾人かの有識者からのご協力を得て、なかなかな見応えとなりそうです。
 
被服文化の過去と現代と未来を、まあぁるくひとつなぎに結び付けるために。
 
それは、また後日改めて、、、。
 
 

入荷情報

こんばんは。
 
 
入荷情報です。少しだけですが。
 
 
PB058393
 

 

senelier / H.R gimmick overalls darkgrey/khakibrown ¥29000+tax
 
 

R&D.M.Co- / WOOLFELT KNIT JACKET(lady’s) khaki ¥49500+tax
 
 

R&D.M.Co- / WOOLFELT KNIT JACKET(men’s) khaki ¥52000+tax

 
 

 

 

R&D.M.Co- / ガマ口財布 brown/black ¥31000+tax
 
 

R&D.M.Co- / 2WAY SHOULDER BAG black ¥58000+tax
 
 
 
他にもセーターやコートも届いていますが、とりあえず。

以下のカテゴリーページでも宜しければご覧になっていただければ幸いです。
 
clothing

accessories

article of life
 
ご来店お待ちしております。
 
 

ヒムカシの靴下が

入りました。

 

 

 

 

わたしはヒムカシ靴下無しの生活は考えられない。
 
という方は、わたしだけではないはず。
 
というぐらい待ちわびている方が多かったですが、
ようやく届きました。
 

 
今年から少し長さが伸びました。値段も少し。
 

 
ヒムカシはそのフィロソフィーから受注生産をしないので、
入荷、早い者勝ちのオーダー形式なので近年は仕入れるのも一苦労です。
 
買い占め注意。お早めに。
 

 

名無しブレンド入りました。

おまっとさん。

 

 
お久しぶりにIFNiさんにお願いしました、名無しブレンド。
今回は、”秋深し、森、木こり、焚火”がイメージです。
 

 
 
いつもの通り抽象的でなんのこっちゃというお題ですが、飲むと腑に落ちます。
 
とっぷり濃く、じんわり甘い。暖かさがゆっくり染み渡る感じです。
 

 
秋の夜長に愉しんでみてください。
 

 
ぼくは来週のキャンプに持っていきます。楽しみ。