事の発端は、lafeuilleの今枝さんが、
AUTHORで、3rd ceramicsの花器を使って花の教室をやりたいという申し出をくれたことでした。
共にお世話になっている両者の出合い。
それはとても素晴らしいことで、二つ返事で了承しました。
しかし、日頃から公私ともに仲良くさせてもらっていながらも、なんでウチで?という一応の疑問に対して今枝さんが、AUTHORに来られる人たちだったら、僕のやりたい事、伝えたいことがちゃんと伝わる気がするからとおっしゃっていただいたことがとても嬉しかったし、確かにそうかもな、と僕自身もすぐに思えたこともまた嬉しかったのです。
そんなこんなで話を進めていく中で、どうせならlafeuilleによる空間展示もやろう、
いつも企画展やお店の飾り付けで見せ(つけ)てくれるとっておきの流木のコレクションを展示(自慢)しようということになり、今回の展示の骨組みが出来上がってきました。
さらに、だったら3rd ceramicsにも花器を提供してもらうだけじゃなくて今回の核となる流木からインスピレーションを得たものを製作してもらおうというむちゃぶりを思いつき、それを伝えると、最初は「流木…ですか???」と戸惑っていたが、面白そうだからやってみますといういい返事をもらえた。ほんと彼らは素晴らしい。
そして今回、山の流木展 “素形-sugata-” における空間演出の一環として、ランプシェードを製作していただきました。
以前から、ランプシェードを作ってみたいという話を聞いていて、僕もお店にランプシェードが欲しいから是非作ってよ、と機会があるごとに彼らのお尻をツンツンつっついていたので、今回こういう形で実現させてくれたのはとても粋なことだなと感激したのです。
何度か試作と話し合いを重ね、どこかのだれかの、何かの真似ではない彼ららしいカタチと作りになったのではないかと思います。
流木という自然の生み出した二つとない偶然の美しさと、道具としての機能を美しくカタチにする3rd ceramicsの理念が掛け合わされた姿は、視る角度により様々な表情をみせてくれます。
ランプシェードというものの本来の機能を考え、それをほんの少し崩すことにより生まれる光の道筋がその周りの空間にも変化をもたらすのです。(ちょっとドラマチックに書き過ぎた)
今回の話を進めていくにあたって、まずは顔合わせを兼ねた打ち合わせという名の飲み会を開きました。
お互い各地のイベントなどで顔を合わせていたので、改めまして初めまして、の挨拶もほどほどに今企画の話をしつつ、それぞれの活動の想いや、未来の目標、こんな考えで日々すごしているなどなど、人と成りを確かめ合う場となりました。
それは、傍から見たら、なにクサい事言い合ってるんだ、そんなような集団だったかもしれません。
でも僕たちはそんな夢物語のようなことを大真面目にあーでもない、こうでもないと話合えるようなやつらで、総じてどうしようもなくロマンチストなんだということを確認し合いました。
ニーズも、相対的な価値も、地位も名誉も度返しな不器用なやつらが一体何をみせようとしているのか。
我々と同じくロマンチストな方々も、そうでない方々も、気にしてもらえたらと思います。
————————————————————————–
7/29追記:ワークショップについて
お陰様で、8/11は定員に達しました。ありがとうございます!
8/7は残り1名様となっております。よろしければ是非ご参加くださいませ。
AUTHOR店主
Monthly Archives: 7月 2016
ほんのひと掬いぶんの
素、形
7/27:追記
アレンジメント教室、8/11はおかげさまで定員に達しました。ありがとうございます。
8/7に関してはまだ若干空きがございます。
ご検討されている方々も幾名様かいらっしゃいますようですので、ご予定のご都合がよろしければ
お早めにお申し込みくださいませ。
————————————————————————-
8月開催の企画展のおしらせです。
8月5日(金)から11日(木祝)の七日間、
無店舗形態の旅する花屋”la feuille”のオーナーによって蒐集された
選りすぐりの山の流木の数々を展示するインスタレーション展を開催します。
合わせて、多治見の陶磁器ユニット”3rd ceramics”に今企画展のイメージを組んだ照明器具を
製作していただき、空間を演出してもらいます。
造物ではない、機能を伴った道具でもない、未だその存在価値の定まらないものたちの
ありのままをお見せするこの展示を、「素形-sugata-」と呼ぶことにしました。
会期中、8/7(日)と8/11(木祝)のそれぞれに、la feuilleの今枝さんを講師に迎え、
3rd ceramics製作の花器を使ったアレンジメント教室も開催します。
日 時 :8/7(日)11:00~ / 8/11(木祝)11:00~
参加費:5000+tax(花器代込みです)
・基本的には道具など、用意していただくものはありません。もしエプロンなどお持ちでしたら、あるといいかもしれません。多少ですがこちらでお貸しすることもできますので、お申込みの際にご相談ください。
・駐車場は多少ございますが限りがございます。お車でお越しの予定の方はお知らせください。また、出来る限り乗り合わせでのご来店ですと助かります。
・やむをえずキャンセルとなる場合、参加日の3日前までにお知らせください。
お申し込みは、AUTHORのホームページ記載のCONTACTメール、もしくは店頭、お電話にて
受付いたします。先着順となりますので、定員になり次第受付を終了させていただきます。
ご了承ください。
今回の教室にあたって、今枝さん曰く、
植物というものを日々の中でしつらえるということ、花、葉、茎、枝、花器、
そして自分自身、すべてを考え、合わせ生かすということ、そしてそれはけっして難しいことではないということを学んでもらえたらという想いを持っています。
そのための器として、3rd ceramicsの一輪挿しは、すべてを生かす為のしっかりとした余白があり、うってつけといえます。
端正に整えられながらも、人の両の手のみで生み出されるもの。
ひとつひとつに表情と個性があります。
いくつかご用意した花器から好きなものを選んでいただくところからこの講義は始まります。
また、今回ご用意する花材も、あらかじめ一本一本切り出したものではなく、大ぶりなものから皆さん自身の手で好きに切り出していただきます。
個人の感性と、各々のものの捉え方で答えが変わる、とてもやりがいのあるものとなると思います。
是非、ご興味持たれた方はご参加いただければと思います。
さて、
今後また、ブログ上で展示の内容などもお知らせしていきますね。
まずはラフさん、そしてサードのホームページなどでその世界観を感じてみてください。
la feuille → http://lafeuille88.com/
3rd ceramics → http://3rdceramics.tumblr.com/
それでは。
SCENE.19-Good Sleeep-
SCENE.18
AUTHOR
2016S/S
SCENE.18
cut : R&D.M.CO-
pants : R&D.M.CO-
bracelet : same
polo : OLDMAN’S TAILOR
shorts : senelier
bracelet : same
blouse : Koton
pants : Koton
necklace : yasuhide ono
shirt : OLDMAN’S TAILOR
shorts : AU GARCONS
bracelet : same
気になられたアイテムがございましたら、色やサイズ、プライス等、お気軽にお尋ねくださいね。
スタイリングページ→ “SCENE”
暑くて布がうっとうしくなる時期です。
だからこそ、かっこよくいきましょう。