結晶である

2018年6月25日

 

 

6月っていつもはもっとゆったり進んでいく感覚ですが、今年は早い。
 

今後のいろんなことの準備と、その下準備と、そのまた下準備がミルクレープのように重なって
いったいぜんたい、何層重ねればいいのか。出来上がる前にお腹いっぱいです。
 

そうこうしている間に、オノさんの展示が今週末に迫ってきました。
念願であった展示ですが、今回は様々な予定の関係で、ディスプレイを私たちにお任せいただくというカタチとなり、
この地方での初めての展示であることと相まって、異常なプレッシャーを感じております。
 

少し前にお電話でお話した際には、作品を少なくても200点以上はご用意していただくということ。
 

これまでにお店で扱ったオノさんの作品の数より遥かに、圧倒的に多くのものが並びます。
お店の3分の2を使っての展示なので、スペース的には十分かと思うけど、きっと作品ひとつひとつの力にあてられて、それ以上に荷物の開封が楽しすぎて、
陳列が進まないんじゃないかと、恐々としています。準備で前2日間も休むというのに。
 
 
、、、はい、泣き言終了。
 

今回の展示、すでに多くの方々より、愉しみとのお便りとお声をいただいております。
 
ひとことにアクセサリー作家といいましても、決してその字面通りに評することが難しい稀有な表現者であることは、
実際にその作品に触れた方、福岡のうつしき、もしくは他方での展示などに脚を運ばれた方、Web媒体などで見知った方々は感じていることかと思います。
 
 
若かりし頃、本当の意味で生きる為に始めたアクセサリーの制作は、いまやオノさんの人生の在り方、とりまく環境と密接にリンクした表現へと昇華しています。
 
今展示の案内状の中でも記した、”作り手自身の人生の結晶”というくだりは、
実際に展示、作品、そしてオノさん自身に触れることで、スッと腑に落ちるんじゃないかと感じています。
 
そして、手に取り選ばれた作品たちは、皆さんの人生の結晶を構成する一部になり得ること、そう願って私たちはその当日を迎えようと思います。
 
既にyasuhide onoを知っている方、そうでない方、共に、一人でも多くの方に脚を運んでいただくことも願って。
是非、お誘いあわせの上、お越しくださいませ。