すばらしくって

2016年4月25日

地味にフェアーをはじめて、残り五日となりましたが、
どうやら地味に喜んでいただいているようです。
 
勢いよくスタンプを押しながら、(2倍は、、、やりすぎたか、、、)とちょっと思ってしまっていますが、店主の顔の引きつりとは対照的に、皆さんには笑顔になっていただいているので、
心の支えになっています。
 
さて、
 
定番品をまた紹介しますと言っときながら、残り五日となりましたから
それはイカン、、と思い、重い腰あげましょう。
 

 
白シャツです。
 
 
各ブランド、シーズンコレクションとは別にラインナップされているもので、
その分、そのブランドの芯となる”大事なこと”が投影されています。
 
素材、デザイン、パターン、縫製、各所にこだわるのはまずは当たり前で、
そのさらに根っこにある、その作り手だからこそ醸し出せる空気感というものを、
もっとも感じてもらいやすいアイテムとなっています。
 
その為、一口に白シャツと言ってもそこは千差万別。
白シャツは持っているからと、とりあえず置いとくのはあまりに勿体ないことです。
 
「その白シャツは貴方が持っている白シャツにあらず。」
 
その点が、実は今回のフェアーの根っこの部分だったりするわけで、
“白シャツ”とか”定番”という記号に囚われず、その時出逢ったものを純粋に、真剣に吟味してほしい。
定番が塗り替えられるその先には、新しい未来がまっている!
っと暑苦しく語らせていただこうとうっすら考えてのことでした。
 
と、まぁ、そんなことはさておき、今時期はいろんな白シャツがありますので、
ひとつご紹介しますね。
探していた人もそうでない人も、いつか買おうと、なんて、いつまでも買えないと思うので、
ちょっとお付き合いくださいませ。
 

R&D.M.CO- / ハンドクラフト ラウンドカラーシャツ
 
同ブランド定番のこちらは、そのモデル名の通り、各所に手縫いでの組み立てを用いた
既製服でありながら、さながらビスポーク物のようなお品です。
 
ベースは丁寧なマシーンメイドながら、機能上、デザイン上、必要な部分は一枚一枚、
縫製師による手縫いで仕上げられています。
 

 

 
このアームホールの曲線….
 
どこまでも、丁寧で誠実な美しいシャツ。
見た目はもちろん、その着た姿が、それは、それは。
 
 
今回はこちらもフェアー対象となりますが、
これは果たして”定番”や”ふつう”というありふれた言葉で表現していいものか。
 
ぜひ体感してもらえたらと思います。