名無しの珈琲

2015年2月12日

さて、

めずらしく間の無い投稿です。

 

鮮度が命なので早々にご紹介致します。

昨年末に大変好評いただいたATHORオリジナルのブレンド豆第二弾です。

 

前回は”オーサーの珈琲”でした。

今回は”名無しの珈琲”です。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

オーサーの珈琲は読んで字の如く、AUTHORのオーサーこと店主であるわたくしの好みの、香り高くさっぱりとした酸味のある飲みくちのブレンドでした。
 

今回は中南米のいくつかの産地のものをブレンドし、煎りも少し深めにお願いしました。
その中でも一種類だけ中煎りにし、ほろ苦くいい加減の重さがありつつ飲後はすっきりとしたもので、いわゆるブラックが苦手な方にも一度そのままお試しいただきたいです。
 
 

さて、そういったブレンドのテイストと今回の”名無し”という題にはまったく繋がりは
ございません。
 

けっして、ラベルの発注をミスった訳でも、時間が無くて思いつかなかった訳でもございません。
 

いや、正直言いますと、上記二点は少なからず当てはまるのですが、、その中でも考えた末に、名前はいるのか?という結論に至りました。
 
 

ご存じの通り、AUTHORのお店の特性上、お店のお品をお選び頂くにあたってほぼ100%、非常にありがたい事にわたくしとお話しながら選んでいって頂きます。
もちろんコーヒー豆も例外ではないでしょう。
  

店主のもっとも信頼するロースターさんに焙煎とブレンドをお願いし、テイスティングもし、時に(ごく稀に)店頭で試飲もしていただき、美味しい珈琲を間に会話に華を咲かせて選んでいっていただく豆にはもはやネーミングやその意味合いは要を成さず、ただただ、美味しい珈琲が詰まっていますよっていうことが答えな気がしたのです。
 

なので、持ち帰っていただいたらできるだけ、別の密閉容器に移し替え酸化を防いでいただくことをお勧めします。
 
 

日常の中で飲みすすめて頂いた時に、”夜に飲みたい珈琲”とか”この食べ物と合う珈琲”とか各々が頭の中で感じた印象をネーミングラベルと同義にしてもらえばいいなぁと思います。