フランスのニットブランド”Les Racines du Ciel”をご紹介します。
世界各地の原産地に残る伝統的で環境負荷の少ない技術、製法を、現地とのフェアトレード契約により、ものづくりに取り入れているブランドです。
秋冬には主な素材としてベビーアルパカを100%使用しています。
ベビーアルパカとはその個体において、生まれて初めて刈り取った毛を使用した最高品質のもので、
驚くほどの軽さと柔らかさ、また糸にした時の強さとしなやかさを兼ね備えています。
触った瞬間に違いを感じてもらえると思います。
こちらのブランドは通常女性の為の服なのですが、ラウンドネックのものとカーディガンは男性にもお召しになっていただけるサイズも選びました。
店主(176cm)くらいの体型の方まで着れるとおもいますよ。
そして、今回の入荷でもっとも特別なものがこちらのショールです。
糸の段階での染色を一切していない、原毛ままのナチュラルブラックの糸をつかい、現地の村に残る織り機で手織りされたものです。
アルパカの毛は多様な色があるのですが、白以外の毛糸は色に染まりにくいということで、有色の品種はその個体が減り、絶滅も危惧されているようです。
無加工のその毛質は油分をしっかり含み、今まで体感したことのないような、ぬめりと滑らかさのある生地となっています。
こういったものを大切に大切に手入れをしながら、人生の中で愛用していきたいです。
そしていつかは親から子へと受け継いでもらえたら素敵ですね。
セーターと合わせて、ぜひ体感してみて欲しいです。
じつはこちらのブランド(ちなみにレ ラシーヌ ドゥ シエルと読みます)、インポーターさん側の事情により、今回が最初で最後の仕入れとなります。
今後、国内入荷の目途は立っていないみたいなので、非常に残念、惜しい存在です、、。
今後またどこかで出逢えることを願いつつ、一着一着大切に渡していきますね。