さて、実はもう来週のハナシなんです。
Chappo exhibition
12/16sat – 12/24sun
Chappoは、東京浅草にて明治より続く須田製帽の四代目による帽子ブランドです。→ Chappo HP
クラシカルさと作り手ご本人たちの気質、お人柄からくる遊び心が合わさった帽子たちは、性別、年代問わず、身に着けていただけるものであると、自信をもってお勧め致します。
ちなみに”シャッポ”という名前は、フランス語の”chapeau(シャポー)”が由来です。
今ではあまり聞きなれないですが、その昔、粋でハイカラな人たちは帽子の事をそう呼んでいたそうな。
また、相手に敬意を払う際に、帽子や兜を取ってお辞儀することから転じて、降参することを”シャッポを脱ぐ”と表現するようになり、さらにそこから”ポシャる”という言葉が生まれたそうな。
へー。
夏なんかは日よけの意味合いもあり、また服装も軽くなるので被る人が多いですが、
冬は、防寒としてのニット帽は例外にして、帽子を被ることは昔も今も変わらず、洒落者のたしなみである気がします。
Chappoさんの展示販売も今まで東海では春夏が多く、私たちも最初の出逢いは夏の個展の時でした。
秋冬の帽子にお目にかかれる機会はほとんど初めてなんじゃないかと思います。
様々な型のフェルト素材のハットや、年中被れる布物の帽子も並びます。
個人的にとても楽しみですし、皆さんにもきっと楽しんでもらえますよ。
AUTHORで並ぶ衣服との相性もいいので、期間中は共に楽しんでいただけると嬉しいです。
あと最初の週末の16、17日は終日、作り手の須田さんが在店していただけます。
帽子の選び方、被り方、お手入れの仕方などを知る良い機会でもありますし、私たちとしては、なにより須田さんに会って欲しいんです。
きっと私たちがChappoの帽子が好きな理由が伝わると思いますよ。
最後にもうひとつ。
今回のDMデザインは、お店の営業予定表でお世話になっているカレンダー(2018年版絶賛販売中)でお馴染み、イラストレーターのYACHIYO KATSUYAMAさんにお願いさせていただきました。
Chappoさんの企画展のDMデザインを考える際に、実物の写真ではなく、何故かパッと迷うことなくヤチヨさんの絵が浮かびました。
そして、ちょうどのタイミングでふらり、お店に現れたヤチヨさん。
これは運命だと思い、「帽子を被った人を描いてください!」と伝えたところ、「ちょうど人物を描いてみたい気分だったんですよねー」と男前な返事をいただけました。
ヤチヨさんの描く人物の不穏で無機質で、でもどこかユーモラスで人間臭い感じが好きなんですよね。
友人、知人のお店などにも置かせていただいたので、見かけたら是非お手に取ってみてくださいね。