16日から始まったChappoの帽子展。
沢山の方々に脚を運んでいただき、選んでいただいています。
小さいお店に普段これだけさまざまな帽子が並ぶことは無いので、みなさん思い思いに色々な形の帽子を頭に乗っけて楽しんでいただいています。
Chappoの帽子は困ったことにどれも似合ってしまうようで、絞り込むことが難しく、人によっては複数個選んでくださる方もいます。
そう、そこがすごいところで、今まで自分に合う帽子が見つからず、被ることを諦めていたという方々が、Chappoの帽子だけは被れるとリピートされる方がほんとうに多いんです。
元来、帽子というものは被り始めは違和感があるのもので、さらに頭や顔の形、身長や体型、服装の好みが人それぞれ違うものなので、余程帽子を被りなれている方でないと選びにくいものなんですが、Chappoの帽子はそれをさらりと越えてしまうんです。
格好に付け加えるものというよりは、人に馴染むもの。そんなもの作りを須田さんはしています。
会期も半分を過ぎ、22日金曜日はお店がお休みなので今日を入れて残り三日。
前半でフェルトものを中心にだいぶ無くなってしまったので、ほんの少しだけ工房に残っていたものを追加してもらいました。
さらに今回のAUTHORでの展示に合わせて、普段はあまり使用しないラビットファーを素材に、特製のハットピンも付属した、特別な帽子もまだご覧いただけます。
こちらのものだけ、職人の手でひと箱ひと箱作られるハットボックスに納めてお渡しします。
みなさん帽子を選びながら、ご自身の持っている服との相性を、斜め右上あたりに目線を漂わせながら想像していことが多いです。
しかし、そこは服屋。どうぞ居並ぶ衣服たちの中から、ご自由に合わせながらお選びくださいね。
好きな小説の中に出てくる帽子屋さんが”帽子とは出掛ける為に被るもの”というセリフを言っていて、それがとても印象的でした。
寒い寒い季節ですが、ついつい外に出かけたくなってしまうお気に入りを見つけにきてください。