なんでも、というわけではありません。
一定の基準があります。いや、基準というか好みですかね。
機能から形作られていること
均整がとれていて製品然としていること
それでいて人の手で作られた気配があること
100年前にあっても100年後にあってもいいと思えるもの
などなど
なので必然的に、それらが生まれてからそれなりの時代を経ていて、
今なお作り続けられているものが多いです。
BODEGA GLASS
などなど
地味なんですけどね、
整然と並び、積み重ねられた様が美しくて、ずっと使いたいなと思わせてくれます。
さて、今回新しく仲間入りしたこちらもまさにそういった類のモノ。
いつかどこかで見かけてからずっと欲しかったものです。
1920年代にスウェーデンで生まれた錆びないワイヤーバスケット。
一切の溶接は無く、一本一本のワイヤーを職人が手作業で編みこんでいきます。
途中のつなぎ目もないので布ものなどを入れた時に生地が引っかかれる事もありません。
その剛健さと錆びの発生しにくい特殊合金の素材を使用していることから、
漁業や農業などの過酷な現場でも使用されています。
信頼の証としてすべての製品タグに編み込みを担当した職人のイニシャルが記されています。
リビングはもちろんの事、水場、野外とあらゆるシーンで活躍できると思います。
その造りから、思っているよりお値段はすると思いますが、
思っている以上に良いものだという事はお約束できます。
是非一度触れてみてください。