贅沢なこと

2016年6月11日

 

オールドマンズテーラーの生み出すリネン生地は特別です。

 

 
いい生地、というのもいろいろあって、
その感じ方はひとそれぞれだけど、同ブランドのものはある意味とてもわかりやすくいい生地で、
きっと多くの方にとってまずは理想的なものに当てはまると思います。
 
まるでアンティークのようと評される、一枚のリネンクロスを作ることからスタートした
同ブランドは設立して15年を迎えるが、糸作りから始めるという一貫した製作プロセスを創業当初より頑なに守り続けています。
デザイナーの地元である山梨県富士吉田の繊維産業を、自分たちの出来ること、やりたいことで
盛り立てていきたいという強い想いが、込められています。
 

 

 

 

 
 
触れてみて、むしろ触れる前から、その生地感の良さは感じられるのですが、
袖を通してみるとまた格別で、ただ服を着るという行為がとても贅沢なことのように感じられます。
 

 

 

 
この生地を使えば、どんな服を作ってもある程度いいものに仕上がるんだろうなと思いますが、
そこに、デザイナーしむら夫妻の徹底した美学が込められたデザインと、パターン、仕立てが合わさることにより、形作られた服にはしっかりとした気品が備わっています。
まさに、”大人の服”であると感じさせます。
 
 

 
 
自分はしっかりした大人なのかと問われたら、一瞬考えてしまうのですが、
オールドマンズテーラーの服を格好良く着こなせるようになる為なら、努力したい思わせてくれます。