三年/記憶

2017年9月11日

 

2014年9月11日にAUTHORが始まってから今日で丸三年となりました。

 

 
なんでもそうですが、まず三年といろんな人たちがいっていました。
いいこと、たいへんなこと、おもいもよらないこと、決断することが、ありました。たぶんこれからも。
 
気持ち的にはやっと一年生のはじまりなんじゃないかなと感じています。
 
お店という存在を、現実の中で続けていくということは、記憶として残り続けていくこと、なんだと思います。
忘れ去られてしまったら、そこにあっても、そこにないのと一緒ですから。
 
それはもちろん、遊びに、買い物に、訪れてくれる方々、遠くにいても気にかけてくれる方々、の記憶の中にです。
誰かの、めまぐるしい日々の生活の中で、偶にでもAUTHORのことを思い出してくれる瞬間が訪れることではじめて、確かにそこにあるお店として存在がたちのぼってきます。
でも、それって、色んなものが溢れる世の中において、なかなか奇跡的なことなんじゃないかと、ふとした瞬間に思うのです。
 
わたしたちだけでは、お店はお店として成り立たない。
取り巻くすべてに感謝し、記憶に残り続けられる姿で、”確かにそこにある”ことが恩返しに繋がると信じ、今日からまた。
 


 
 
という、文章を書いている途中でも、遊びに来てくれた馴染みの方々。
「おお、こんにちは!」といつものように挨拶を交わす。
 
みんなが、”ここ”のことを記憶してくれているのと同じように、僕もまた、みんなと初めて逢った時のこと、この場所でどんな話をしたのか、ひとつひとつを
記憶しています。
 
 
あぁ、そうか、こういう日々の為に、今までがあり、これからがあるのだなぁと。また今日も思ったことをひとつ記憶。
 
ほんとうにありがとうございます!!、という想いを忘れない為に。
 

 
ありがとう。