補修承ります・・・その2

2019年5月6日

 

 

“その1”からの続きです。

 
 

続きといっても、”その1”を書いてから、自分で読み返したら、なんか重っ、暗っ!となったので、
前回の内容から繋げつつ、もう少し明るくお話のつづきを書きますね。
 

やっぱ、夜に書くのはだめですね。なんかこう鬱屈したものが沈殿しています。
これを書いている今現在は爽やかな初夏の陽光差し込む、昼下がりの14:25。
 

昼食後の睡魔に襲われながら、うつらうつらと書いています。ぜんぜん進まない。

 
 

さて、色々ありまして、補修のお話ですね。
 

ご存知の方も多いと思いますが、MITTANは製品のリペアサービスをおこなっております。
 

 

どんなに永く着続けることを念頭に作られた衣服も、日々の行動や、雨風、日の光、汚れ、お洗濯を繰り返していけば、変化していきます。
生地はくたりとし、色は日焼けし、白は黄ばみ、膝やお尻は擦れて摩耗していきます。わたしはよくコーヒーを浴びます。油も飛ばします。
それらを劣化と呼ぶか、味と呼ぶかは個人の捉え方ですが、多かれ少なかれ1、2年経てば何かしらの変化があります。
 

 

 

 

 
 

しかし、それらのダメージは衣服全体の機能で見たら軽微で表面的なもの。
特に、衣服が着られなくなる理由第一位の汚れや日焼けによる退色は、実際は着用にはまったく問題なかったりします。
擦れによる生地の痛みや穴も、余程大きく、まずいところに開いていなければ、誰に憚ることもなく、簡単に塞ぐこともできます。
 

でも、やっぱり出来るだけ奇麗な服を着ていたい。味はいいけど、よごれはみっともないというのは現代社会に生きる宿命(さだめ)。
 

そこで、MITTNAがメーカーとして一肌脱いだのが、補修をおこなうということ。
自分たちが、多くの職人さん達と共に生み出した素晴らしい衣服を、一日でも長く着てもらえるように。選んでいただいた方々の生活の中で愛され続けるように。
 

ブランド単位ではなかなかできることではありません。
毎シーズンの企画や、制作、プロモーション作業等、多岐に渡る仕事の中に、送り出した製品の補修までおこなうなんて。
 

でもMITTANはブランド立ち上げからリペアサービスを掲げています。
そもそも、製品染めや染め直しを考慮して、縫製に綿糸(通常はポリエステル糸など。後染めでは染まりにくい)を使用したり、長く着繋いでいくことを真剣に考えた生地の選択だったり、生み出す側として消耗品として買い替えていってもらうという概念は持っていません。
 

実際に使われる多くの生地は、着用頻度に寄りますが一年~三年のうちに、まるで別の生地のように良い風合に仕上げっていきます。
逆に、最低でもその年月以上を経なければ、ブランドとして提案している衣服の本当の価値を味わってもらうことができません。
ただ目に見えるデザイン性や、ブランドコンセプトだけが価値の本質ではなく(もちろんそれぞれも同様に重要ですが)、使い続けることで味わうことのできる素材の恩恵こそがMITTANの魅力だと私自身も日常の中で体感しています。
 

この補修サービスは店主含め、これまでも沢山のお客様に利用いただいています。
皆さん、一様に感動し、笑顔で再び着用をし続けていただいています。
 

しかしながら、この四年間でAUTHORから送り出したMITTAN製品の数を考えると、全然まだまだ依頼は少なく、正直もっとあってもいいはずなのに、と感じています。
 

もちろん、必ずしも補修をする必要はありません。丁寧に丁寧に着ていただいて今のところまったく問題ないという方もいらっしゃると思います。
でも、もし何かしらのトラブルがあり、もっと着たいけど着にくい、気に入ってたけど今じゃタンスの肥やしになっているという方がいらっしゃいましら、是非、ご相談ください。

今企画展会期中にご相談いただき、補修依頼を出していただいた方にMITTAN×AUTHOR謹製の特製ガラ紡敷布をプレゼント致します。
(※数に限りがございます。それなりにご用意はありますが、ご依頼の先着順での進呈となります。)
 

 

 

 
 
経糸に絹の紬糸、緯糸にオーガニックコットンのガラ紡糸を打ち込んだ、MITTANオリジナルのふくふくの特製生地です。
ブランドの定番品番のOCガラ紡ジャケットシリーズの制作の際に出る残布を再利用しています。
写真の生成りの他にも天然染色を施したものも現在仕込み中です。おたのしみに。
 
あ!ちなみに、これまでに補修依頼をされたことがある方には一枚差し上げます。
私たちもだいたいは憶えていますが、身に覚えのある方は是非ご申告を!
 
 
 
補修内容はお客様の持ち込む衣服の状態に応じて多岐に渡ります。
どのような補修方法や、補修事例がこれまでにあったか、“その3”につづきます。
もうしばらくお付き合いください。
 

 

 
 

 
 
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